日々のこと

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墨だまりは、仕上げで削る(言必先信)

宮崎も梅雨入りとなりました。
1カ月間、雨模様がつづきますが、その間でないと味わえない風景、ちょっとした光景などを見付けて楽しみたいと思います。

今日は、時より雨風が強い日となりました。
荒れ模様の中、宮崎市から生後数ヶ月の赤ちゃんを抱いてご来店して頂きました。お知合いの方が当店を勧めて下さり、1時間ほど運転されてご来店して頂きました。

納期を2週間ほど頂き、赤ちゃんの実印の御注文を頂きました。
お渡しに再度ご来店して頂くのも心配なので閉店後に宮崎市内のカフェでお渡しすることに。

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さてさて、今週の8時だよ全印集合(Instagram)のお題は「言必先信」
意味:語る言葉は何より誠実なことが大事である

4文字で言が2つ入っているから、篆刻として形を変えて入れるが、言の字形は下部の口(サイ)の形が異なるぐらいで、4文字配置させたらその変化が使えない。中央の空間をUとVの形で変化を付けるかになってくる。

先も違う字形があり、それを採用したかったのですが、他の3文字があまり曲線に乏しいので1文字だけが曲線が多いのは違和感しかないので却下。

木口(印鑑)として作るので変化は付けず基本的な形でまとめました。

仕上げをしない印鑑屋が多いですが、印鑑は仕上げをして完成です。
仕上げは、線を整えたり、墨だまりを削ったりします。

墨だまり:線と線が交差することで墨が滲み広がること。印鑑では基本削ってなくす。

墨だまりがあっていいのは古印体ぐらいでしょう。楷書、行書では部分によって少しだけ墨だまりがある程度です。

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