職人の手がうむ、曲線美。
私どもは、手仕事の中でも“手書きの文字”に力を入れ、時間をかけています。現在は、パソコンの書体(フォント)が使われている印鑑がほとんどとなってます。パソコンの文字だと同じ印鑑(同じパスワード)が作られる点が一番の問題です。
またパソコンの文字を駆使しても、書の美術展に出せる物など作れないのと同じで、美しい印影をつくるには、職人による手書きの文字で文字と文字とのバランスや、線の曲げ方、折れ方など線の美を追求するとなると“人の手”を欠くことはできません。手書きの文字を使うことで、唯一無二の印鑑が出来上がります。