実印のサイズで「永受嘉福」と刻す

印文：永受嘉福
意味：長生きして幸せでありますようにという意味。
書体：金文
作風：中輪の細字

今回も実印のサイズとなる５分丸（約15mm丸）の象牙に刻してます。

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金文は、今から3,000年前、中国の 殷（イン）や、周（シュウ）の時代に青銅器に刻まれていた文字です。

文字の形が面白く、アレンジする際に自由度が高い書体に思え、私は好きな書体です。篆書と同様に１つの文字に対して数パターンの字形があります。

永受嘉福は、年賀状に使われのも良い文字になります。

８年前に宮崎県美術展に出品した題材でした。
久しぶりに記事を探して印影をみると…　あ～、よくこんな印で入選したなと思ってしまいます(苦笑)　だが、父が亡くなる数日前に病室で書いてた想い出の作でした。

もう一度、つくってみるかな。