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印鑑ケースの革を探しに福岡へ…

日曜日の夕方6時半に仕事がひと段落したので、そこから温泉セットを積んで出掛けました。まずは高千穂経由して、そこから大森~南阿蘇~大津~山鹿と国道325号線を端から端まで走り、途中、山鹿でさくら湯で休憩。

ここは、明治時代の温泉施設を復元した温泉施設で面白い造りになってて見応えもありお勧めです。泉質は、ナトリウムが多く良い感じにぬめりが有ります。
山鹿温泉さくら湯を出てチョコッと走れば筑後市。高鍋町~築後市まで227km。所要時間は、温泉&休憩を入れて5時間ほどでした。

高速道路を走った場合との差は、約1時間。高速道路は、遠回りするので大して時間短縮にはならないですが、人や車の飛び出しとかないので安全。なので、ドライブを楽しむのか、安全と時間を取るのかになります。

また、野宿は6~9月はオフシーズンですので、お宿に宿泊して翌朝9時に目的の場所へ…

印鑑ケースの表皮となる革を選ぶのに福岡県筑後市にあるハシモト産業㈱様へ伺いました。そこでタンニンと、クロム鞣しの長所短所から革の違いなど丁寧に教えて頂きました。

また、私の考えを伝え助言を頂きながら革を模索…
色見本の数も多く直観で絞っていきます。

最終的に行き着いたのが栃木レザー。まずは、試作品をつくるために半身でなく、小分けでうっているA4ぐらいのサイズを購入しました。

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印鑑ケースに使える革の厚みは1mm以下。栃木レザーの革の厚みは2mmと倍なので、すかしという薄く削る加工をして頂くことになり、一旦、大阪の業者に送られ、薄くして貰った革を印鑑ケースの加工業者へ送ってもらうことにしました。

試作品が納得いく物になれば、1頭の半分となる半身を購入して生産体制をとります。とは言え、象牙(上)象牙(上上)、象牙(特上)を納める印鑑ケースなので小ロット生産となります。

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