世界一、美しい砥石
日曜日、後輩からシャプトンの砥石を勧められた。
名前からして海外製の砥石かな?って、思いあまり気が進まなかったのですが、勧められたのでネットで調べてみました。
すると、栃木県益子町にあるセラミック砥石で有名な会社でした。
日本製となった時点でかなり前向き(笑)
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シャプトンのHPを見ながら、勧めれたシャプトン「刃の黒幕」を見るとハンズマンでよく見掛けるもので、私も1本使っていた物でした。
ま、試しに勧められた色の砥石でも買ってみるか程度でしたが、GLASS STONE SEVENを見て紹介ページを読んだらポチッと購入ボタンを押していました(笑)
仕上げ砥石0.44ミクロン、中砥石6.70ミクロン、粗砥石25ミクロン、台座、面修正の砥石がセットで31,900円。
今まで数千円の砥石を考えるとかなり高価な物ですが、商売道具と考えれば安い道具と思えます。
昨夜、さっそく印刀を研いでみました。
初めは、慎重になり過ぎて粗彫り用の印刀を8本、仕上げ用の印刀(判差し)8本を研ぐのに2時間ほど掛けてしまいましたが、驚くほどの鏡面しあげ!
正直、天然砥石至上主義でしたので、人工のの仕上げ砥石はまったく期待していませんでしたが、天然砥石以上の鏡面仕上げに度肝を抜かれました。 また30倍の拡大レンズを刃先に付けて覗き込んで確認しても研ぎ澄まされていました。
0.44ミクロンは、砥石の番定でいうと30,000番ほどのようです。
一旦、印刀を研ぎ終え、全く使っておらずボロボロになっていたモーラナイフを研いでみることしました。
まずは、サビ取りの液体に浸して錆を除去。
その後、25ミクロンの粗砥石でガンガン研いでいきます。
この時点では刃先のめくれがカエリ(バリ)が発生し研いだのが分かります。
次に6.70ミクロンの中途石。
ここで気付きました。このセラミック砥石は流水のもとで研がないと、研ぐ際に出る研ぎ汁で砥石の凹に入り込み研げなくなります。
なので、小まめに水を掛けながら研ぎました。
それでも刃のカエリが中々発生しないので、ナイフ、包丁を研ぐ際は、25.0ミクロンと6.70ミクロンの間の砥石があった方が早く研げるのではないかと思いました。
また砥石の幅が狭いので、GLASS STONE SEVENシリーズよりも硝子砥石シリーズの方が研ぎ易いのではないかなって思います。
私のようにデザイン重視ならGLASS STONE SEVENですね!w
私の知る限りでは、世界一美しい砥石です。
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