印稿の添削

受注が多い時は、草稿を書いて印稿を書いて貰うようにしてますが、閑散期になると依頼することも無くすべて私が書いていました。経費削減という観点はなかったのですが、一時的な経費削減であって、その事は後々大きな損失に繋がりました。

数ヶ月、印稿を書かせていなかったので上がってくる印稿は原型をほぼ残さないほど修正を加えなければならなく、手間が掛かる連続でした。これは、本人の問題でなく、私が育てきれてなかった私の責任です。

ですが、今月に入り修正の量がかなり減ってきました。
また、毎回、1つ、２つ必ず覚えるポイントを伝えてます。今回は「口」（サイ、くち）の転折を完璧に覚えること。この転折（文字の線が曲がる部分）は、色んな転折に応用できます。

継続して積み上げることが大切。一度、育てると決めたら継続して経験を積ませないといけなかった。３年を目標に草稿なしでも書けるように育てたい。

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先々週にあった印章組合の全国大会で三田村先生にご紹介して頂いた日展会友であり都内で印章店を経営されている北村様からお電話を頂きました。

北村様も河野隆先生の作が好きで作品を研究されたとのことで、私の作風から河野隆先生が好きではないかと思ったそうです。また朱文、白文の印稿を送ってくれば添削するよと、お言葉を頂きました。添削後は、郵送と仰って下さいましたが、吉祥寺に直接受取りに行こうと思います。

まずは、どの様な漢詩を採用するか検討したいと思います。