日々のこと

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天と地の差がある評価

昨日、楽篆が届いた。“地平天成”を刻したが、素っ気なく地の下部の朱が多い事が気になって納得いかない作だったが、評価は山口氏につぐ2席。(作っている記事を一番下にリンクを貼ってます)

山口氏は、師匠と同時期に師村門下で学んでいた方とお聞きしてます。また、山口氏の作をみると私の作とは差が開き過ぎているほど素晴らしい。

地をコザト篇の地を選字することで印の対角上で粗と、密の関係ができ素敵な印となる。その点が私の作と大きく異なり、またその違いが美しを大きく引き離されて感がある。コザト篇の地を知らなかった事と、事典から見付けられなかった事を大いに反省して自作に活かしたい。

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今回、お題目とは別に自由作の部にも出品した。
出品した作は、全日本印章競技会では講習生より下の評価を受け最下位に近いとこの評価となった印を出品しました。

結果、予想通り自由作の中で3席と、上位で評価されました。
展覧会では、審査員の見方によって順位の変動はあるのは分かるが、余りにも真逆な評価。名古屋に行った際に入賞作を拝見させて貰ったが、なぜ私の作が最下位付近の評価なのか理解に苦しむ。

1つ思うのは、作品の最大寸法の規定は75mm角に対して、私は50mm角で出品した。周りより小さいので作品の良し悪しを見る以前に初めから評価対象外となったと思う。大きさだけでなく、中身で評価して欲しいものだが、それは審査委員の判断基準となれば何も言えない。

この作は、批評を依頼していました。
優しい言葉の評価は、耳あたりが良くて嬉しいくなりますが、満足感をえて上達が鈍化します。やはり、厳しい指摘は技術を向上させるには必要。ただ、指導する側に立つと、やはり上達をさせることは抑えて優しい言葉を掛けるのが良いと反省しております。上達したいかどうかは、本人に任せるしかないですね。

そこで、今回は、称賛なしの辛口でお願いします。と依頼しました。
今回の指摘は、私がこれはやり過ぎかな?ってとこをズバッと指摘して頂いたり、改善点が明確になりました。

自己流に走っていた事を認識しました。一旦、自己を捨てて、日展作家のような素晴らしい作に近づけるにはどうすればいいか、日展作家の印影を観て取り組んでいきたいと思います。

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