桜の板に“花雨”と行書で彫る
今回の材料は、桜を使用してます。
朴や、桂と比べると少し硬い木になります。
いつもは、半紙に何度も書いて、その中からいい物を選んで板に貼り合わせて刻しますが、時間がないのでマスキングテープを貼って墨で書き入れて刻してます。
昨夜、ノミを研ぎながら1時間半を目標に彫り上げようと思ってたら…
やってしまった…
文字のアウトライン一周刻してしまって…
あっ!…( ゚Д゚)
時間の掛かる難しい彫り方でやっていた事に気付いた…orz
本来ならV字の溝が出来るように文字の線中央に向けて斜めにノミを打ち込んでいく薬研彫りならサクサクっと1時間あれば終わるものを…アウトラインを彫るやり方にしてしまった…orz
で、仕方なく薬研彫りを諦めて刻してたら午前2時前…orz
10時間の長距離運転があるので6時間の睡眠をとり、今朝、細かいとこを削ってた。
予定していたV字の溝になる薬研彫りと違い、文字の線中央が山になる刻し方で作り上げました。
更に、机周辺は木くずだらけ… 掃除も大変…w
ブログランキングに挑戦中です。
ポチッポチッと、応援よろしくお願いします(。-人-。)
今は、刻した文字の部分に胡粉を塗りこんでます。
3度ほど重ね塗りしたら完成かな。
質問事項をメモして大阪へ持参します。
明日、9月に出品した大阪の印章組合が主催する大印展へ行きます。
表彰もありますが、それよりも展覧会にいく最大の目的は審査員に質問してご教授願うのが一番の目的。特に刻字は独学に近い状態なので、印章業界の審査員の好み、陽刻、陰刻のどちらが評価されやすいのかなど色々聞いてきたいと思います。
さて、0泊3日の出張ですが、寝袋などの準備がまったく…
本日、16時半で閉店させて頂きます。