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和風清穆の印稿を書く(篆刻)

1週間を切りましたが、3月25日締切りの作品に着手できてホッとしてます。

今回の作は、30mm角に刻した物は楽篆に出品して、75mm角に刻して読売書法展に出品します。3年前から読売書法展にも挑戦してみたいと思いながらズルズルと日が経つばかりでした。

3年前は入選したらいいなと思ってましたが、今は、入賞でないと話にならないと大風呂敷を広げて自身にプレッシャーを掛けてます。

日曜日の午前中に仕事を進め、午後から印稿を着手

ここで、手痛いミスが…

作業効率性を考えると白文も文字の分を白く書く方が早く書けるので、書き方を変更していたのに以前のように文字の周りを白く塗ってしまって手間が掛かる道へ歩むことになりました…orz

印稿は、ひと筆書きでなく、書いた後に線の角度の調整、縦画を0.5mmずらすとか、修正をしていきます。また1本動かくすことになると、空間を均一にするために連動して他の線もズラします。

墨と、白で何度も重ね塗りして書き上げていきます。
今回は、8時間ほどは掛かっていると思います。

1行目、和風と、2行目清穆で画数の差があるので、2行目より1行目を狭くしてます。少しの違いですが、この少しの違いが目錯覚を緩和させ、文字の大きさが均等に見えるようにしてます。

こんな感じで印稿を書き上げれば後は石に転写して刻すだけ。刻す時間を1時間以内と設定してサクサクと刻していくだけです。

とは言え、あと一晩寝かして様子をみます。
一晩寝かせると熟成して良い作品になることがあります。

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