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印泥を油を抜く

2週間ほど前に西冷印社の箭鏃を主に使う5両装(150g)と、油分補充用として2両装(60g)を購入した。15年前からすると3倍ほどの値段になってます。

新品状態では油分が多くて、捺印すると印泥広がり文字の線質が鈍って実際の線と異なった印影になるので、油を適度に抜く必要があります。

今まで使ってきた印泥は、油分を抜き過ぎているので小さい印なら問題ないですが、5cm角以上の印になると捺印し辛くなります。

また、今回、10年以上ほったらかしにしてた高式熊印泥を引っ張り出してみました。当時、購入した際は、特価でしたが2万円でお釣りきてました。今、地元で購入しようとすると5万円はすると思います。

木口でどう使えばいいやらで、使っていません。まさに猫に小判です(笑)

購入した印泥を奉書紙に包んで油を紙に吸わせます。そして、週2度ほど広げて印泥を練り直します。

練る際は、“木製”のバターナイフを使います。金属の物だと、化学反応を起こす恐れがあるので200円のバターナイフを使ってます。安くて使い易い。

練っている動画は、こちら↓↓↓
https://youtube.com/shorts/8rjUdOED8Rc?si=Ac9Lz1mKHSIh2_z-

練り上げて再び奉書紙に包み、2ヶ月ほど掛けて油を抜いていきます。油分の抜け具合は、途中で捺印して印泥の付き具合を確認します。

今、使っている油分が抜けすぎた印泥には、新品の美麗を練り込んで回復できるか試してみます。美麗は、茶色っぽい色になったので、混ぜ過ぎには注意したいと思います。

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