みやざき総合美術展で準特選
3年前に宮崎県美術展と、宮日総合美術展が統合されてみやざき総合美術展となりました。
宮崎県美術展で2年連続の準特選を取ってましたが、みやざき総合美術展になって入選どまりでした。今回、3年ぶりに篆刻の部で1席となり準特選BTV社長賞を頂けることになりました。
こういう事があると夜な夜な作品づくりをしてきた事が報われます。毎晩、夜中までやってて、自分でも馬鹿じゃないのかって思うことも正直あります(汗) 不器用な奴は、時間で穴埋めです。

今回の書の審査員は、高木厚人 氏(大東文化大学教授)、吉澤鐵之 氏(日展会員)でした。
正直、今回の落款は、字形の悪さ、線のキレのなさがあった。入選はするだろうが、1席は厳しいだろうなと諦めてました。
落款(落成款識)とは…
作品の左側、もしくは下に刻されている文字、製作された年月、製作者の名前(雅号)、漢詩の一部なら他の部分の漢詩を書くこともあります。
篆刻に出品されている方は、どなたも私より達筆なので落款で比較されるのが一番怖いとこです。周りの方と同じ書き方で出品したら敵いません。そこでどの様にしたら勝負ができるのか悩み抜いて今の落款に至りました。

私の落款は、漢字とカタカナで長文です。カタカナを入れた落款って観たことがありません。 今回の審査員には、良い評価を得られたのかなと思います。但し、個性を出しているので、観る人によっては悪く評価されることもあると思います。
もし、みやざき総合美術展に行かれて私の作を見かけたら、作品に近づいた位置から後ろに大股で10歩ほど後ずさりして鑑賞して下さい m(__)m
3年ぶりに3度目の1席。有難く授賞式に参加させて頂き、これを励みに中央展に出品していきたいと思います。
第3回 みやざき総合美術展(宮崎県美術館)
令和5年2月11日(土) ~ 2月26日(日)
会期中無休
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コメント
おめでとうございます。
階段を上る一つのチャンスと捉えて、益々のご活躍を祈念いたします。
ありがとう御座います。
今年は、北村先生に何が悪く、何が欠けているのかを気付かされているので、1年後には今回の作品を見て酷い物を作ってたなと思えるよう精進いたします。