日々のこと

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楕円形の落款印を刻す

先週、同じ印影で小さな印を作って欲しいと依頼を請けました。
翌日、半紙に書いた作をご持参されて、印影を縮小してコピーした紙を作品の上に置いて印の大きさを確認。

その印影を印材に転写。少々アレンジを掛けて布字を終えました。 その布字した動画は、Instagramにアップしたあと削除してました…(汗) なので動画はInstagramのポストへ↓↓↓
https://www.instagram.com/p/CjH5oIuq8fm/?hl=ja

布字した印材の縦幅が大きかったので、今朝、ベルトサンダーで余分な部分を削り落としました。

削り落としたら、刻していくだけ。
今回の印材は、頂いた印材の中にあった物で材質は不明。印刀を当ててみると粘りがある石でした。

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左の印影が、お客様がご持参した印。右が、印影をもとに私が刻した印です。

印の大きさ
縦16mm×横12mm

最後に印材を磨き上げて、側款を入れたら完成。

さて、残すは雅号の落款印。
そちらは正方形の印なので印材を加工する手間がないので、布字してサクッと刻しあげます。

コメント

  1. めいらく より:

    この印は何と刻ってあるのですか?

    • 店主 より:

      冨です。
      母親が書をされているので、息子様がデザインして刻して貰った落款印とのことです。

  2. 三田村カオル より:

    篆書を傾斜線と縦横の直線でデザイン化したものでしょうか?
    逆さまから見ると、何となくそうみえるのですが・・・
    冨を富と考えて、真ん中の三角は口の部分かな?
    田の部分を探すと、輪郭を使っての上にあるように感じます。
    違っていたら、ごめんなさい。
    統括印章アドバイザーというお役柄、役所とのコンタクトが多いので、可読しようしようとしてしまいます。
    変な癖で、これでは芸術はりかいできなと、自分でもいやになります。

    • 店主 より:

      三田村先生
      お客様の息子さんがデザインした文字です。
      上部はワ冠の左右の縦画を上に伸ばしてます。
      真ん中の三角は、口の部分です。
      下部は田になりますが、田の中央横画を左右に伸ばしてます。
      説明されると発想が豊かで、これはこれで紋章としていい物だな~って思いました。

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