実印サイズで“聴則聾”と刻す
実印のサイズとなる5分丸(直径 約15mm)に聴則聾と刻しました。
こちらは、先週の土曜日にInstagramにアップした作品です。
書体:篆書体
印文:聴則聾
作風:中枠の細字
印鑑屋さんが使っている印章辞林では、3つの文字がバランスがいい具合に納まる字形がなかったので篆刻辞典や、綿引先生の字典などを広げて文字の形を選びました。
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また草稿の段階で何度も書き直しをしたので印稿を書きあげるまで4、5時間は要してました。
粗彫りは、彫刻機に任せて、土曜日に仕上げに入りました。
彫刻機まかせても、私の彫刻機は優秀な機械ではないので、結局は全面を彫らないといけない感じになってます。
最後の仕上げは、想定以上に時間がかかり4時間は掛かっていました。
それで土曜8時以降にアップされる#8時だよ全印集合に3時間ほど遅れてアップ。
今回の材料は、象牙。
象牙の中でも並としている象牙の目がハッキリ見える材料を使用しました。
印材の上部から見ると網目がハッキリ見えるので、側面は、その目の影響でまだら模様が多くある印材となります。
これが象牙(上)になると目が細かくなり、象牙(上上)や(特上)は目がかなり詰まって確認し辛い材料になって美しさが際立ってきます。
(※品質の分け方は、お店によって異なります)