日々のこと

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5mm角の文字を刻す

昨日、楽篆に出品する作品をつくり上げた。
今回は、希夷斎さんに頂い印のように細字に挑戦。

頂いた印は、12mm角に8文字でした。
今回、私が刻したのは10mm角に「楽以忘憂」の4文字。

1本刻しましたが、文字の線がガタガタで線質が弱い。
味のある欠け方ならいいのですが、線が波打っているように見えて駄作となったので2本目となりました。

2本目も文字を傷付けないようになどと考えず刻していきます。慎重になりゆっくり印刀を引くとスパッとした切れのある線が出ないので、没になる覚悟で刀を走らせます。

篆刻(落款印)は、文字をガタガタになるように刻すというのは、見方によっては大きな間違の面があります。

刀で勢いよく石を切っていく際に勢いで石が欠けて線の一部がガタガタになる感じが自然とでなくてはなりません。

一部は、線が切れていても、その周りにスパッと切れのある冴えた線があることが必要です。

ブログを書きながら手直しが必要な点に気付きました。

“楽”、“忘”の枠との空間が詰まり過ぎている。
枠の下側を軽く削り、楽、忘の上部を軽く削って空間を増やすことで圧迫感が解消される。

上位10名以内を保つために15mm角でも刻すかな。

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