日々のこと

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必要なものだからこそ

またまた、スタッフUです。
店主、グランプリの準備と仕事で多忙につき、私が書かせていただきます🙏

ここのところ脱判子が礼賛されているようだけれど。どうだろう?
私には、手書きの署名の横に並ぶ判子の持つ効力というものに匹敵するような、信頼を結ぶことができる契約というのが想像できない。

確かに、「あ、印鑑が要るんだった!」と心の中で舌打ちしたことは、一度や二度じゃない。面倒だと思うことがどれだけあったことか。ましてや、毎日膨大な量の契約に携わる人からすれば、脱判子は本当にありがたいことなのかもしれない。 でも、、と思う。

これは、私の知り合いに実際にあった話なのだが。 墓地の区画を複数取るのに、夫の姉が自分の名義を使って勝手に役所で手続きをしてしまっていて、自分が墓地の契約者になっていたというのだ。

同じ苗字、コピーできる印影の印鑑。苗字が同じなら、いくつかの印鑑を持っていれば簡単にできる話なんだと思うな。 その方は、ご本人とご家族の大変な揉め事になってしまってました。  ましてや煩雑さを面倒だと思うと、こんなことがいくらでも起こりそうだけど。と思ってしまう。

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さて、今日もお客様の中で 「相続で、急ぎの実印がいる!」と駆け込んでいらっしゃったお客様がいらっしゃいました。  店主が、「今でしたら最短でも3日はかかる」と伝えると、 「とりあえずでいいんだけど。」と、困っていらっしゃる。

そうだよね。大事な契約だから、きちんとした印鑑が欲しい。コピーできるような印影の印鑑は避けたい。 「でも、機械で作る訳ではないので、、」 店主が申し訳なさそうに、丁寧に説明する。 聞こえてくる会話を聞きながら、お客様にとっても、店主にとっても、大変悩ましく残念なことだなぁと思いました。

大事な契約は、人生に何度となく訪れます。
そう思って何もない時に、ゆったりしたお気持ちでご来店いただけたら。店主が自信を持って、世界にひとつだけの美しい印影の判子を真心込めてお作りします。

今日も、いろんなことが心をめぐりながらも。 せっせと雑務の整理。

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