御礼に落款印を贈る。
関防印を作ってあげると話して作ったはいいが渡せてない…。ニシタチに3ヶ月に1度は行くんだが、路上にいる書道家の諭志君を見掛けると関防印を持って来てないことに気付く…(汗)
6月下旬にニシタチで会って話した際に諭志君が「安居」と隷書で書くならどういう風に書くか聞いた。

後日、お手本が届いたが…手に取った瞬間焦った。
落款印まで捺されている。これは完全に作品だ…。
通常、手本は落款印のとこを筆で □ と書く。
印を捺すと手本でなく作品になるから印は滅多なことでは捺さない。それほど印は作品において重要な物となってます。
送られてきたのは立派な色紙に書かれた作品となっている。
気軽に言ってしまったことを反省…(汗)

で、そこから2ヶ月が経って、時間的に余裕が出来たので御礼に落款印を2つ刻した。
1つは色紙の包装している熨斗の部分に捺されてた8mmほどの「志」と入った落款印。

あともう一つは、色紙の落款印。こちらは使用されていた印は大きいので更に小さい5mmほどの落款印にサイズ変更して作ってみました。
こちらは金文って書体で「志」と入れています。
諭志君は、先日、大阪で行われた書のイベントの予選があり1位で通過したみたいです。このイベントは、揮毫開始直前にお題が発表され制限内で書き上げ審査されるイベントです。今年は優勝を!!
本日、発送します。
作風に合いそうな時に使って貰えたらと思います。