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お孫さんへ一生物の贈り物

日本に入って来る象牙は、自然死した象から採取した牙を輸出国がストックしておき、ワシントン条約会議で輸出が許されると輸出となります。
今後10年間はまず入って来ないのではと言われてます。

印材に置いて象牙に見合う代替えの材料はマンモスの牙ぐらいでしょうか。
石に彫刻されているお店もありますが、石は欠けやすいので条例ではゴムやプラスチック製の印材同様に印鑑登録として受付けられない印材となってます。

最近は、チタンなどの金属がありますが、あれこそ仕上げも出来ないのでパソコンの文字を彫りっ放しの印となります。

今回、お孫さんへの贈り物としてご注文を頂きました象牙ハード材の中でも目が細かい最高の印材を手掛けさせて頂きました。
当店は産れてすぐに贈り物としてご注文にご来店される御祖父母様が多くご来店いただいております。

今回の材料は草稿、布字を除いた粗彫り、仕上げだけで2晩掛けて4本仕上げとなり、普通の象牙とは硬度が違うので印刀を研ぎ直したりと手が掛かります。

最高級の印材

象牙の印材にはハード材と呼ばれる物と、ソフト材と呼ばれる物が御座います。

マンモスの様に正面から見ると左右広がって伸びている牙は、象牙にしたら柔らかい材料となりソフト材に当たります。

もう1つは、弓のように左右に歪むことなく真っすぐ湾曲する牙は硬くハード材と呼ばれてます。

ハード材は、数が少なく貴重価値が高く、更に目の細かい綺麗な物は更に少なく貴重価値が高いものとなります。

また、印鑑をつくる上ので作業の中で「字入れ」「仕上げ」が重要で、「彫る」という作業は単純作用で大した作業ではないと、このブログでも書いておりましたが、流石にハードの目が細かい物は硬度が高く、かなり苦労しました。

1本彫り上げると右肩が固くなっていて腕を上げると痛みが走ります。

また、印刀を何度も研ぎ直しながら作業なので、柔らかいソフト材の象牙よりもかなり時間を要しました。
それにしても目が細かいので側面の模様も細かく分かり辛いほどで綺麗な印材です。

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