拾う神あり
昨日の夕方に楽篆が届いた。
唯一の篆刻の雑誌で、大東文化大教授の河野隆氏をはじめ、真鍋井蛙氏、岡野楠亭氏が出品作からピックアップして批評して頂いている。また私案まで書かれているので勉強になる。
批評されるのは毎回20点ほどだが、他人の批評を読んでいてもどこがどう悪くて、どこが良いかが適切に書かれてあるので勉強になる。
また、自分では発想できなかった形を見る事で自分の中で引き出しを増やせる。
上位作は特に色々盗ませて頂いてます。
今回も写真版に載せて頂いてました。
今回の作品課題は、「得志」(意味:志を遂げる。願いがかなう)
締切り当日に4時間以内と超短時間で作った作でした。(-“-;A …アセアセ
7月のブログを読み返すと、締切り当日に切羽詰まって作ったと書いてある…。
作った時の記事→https://souma-inbanten.com/10894
今回も「優」の評価かつ、3席。
正直、優の位置を維持できてホッとしてます(^^;
宮日総合美術展では落選でしたが、今回の篆刻家の評価では良い評価を貰えた事は嬉しい。
まさに捨てる神あれば、拾う神ありですね。 拾ってもらって良かった~(笑)
来年は読売書道展に挑戦やな!
宮日総合美術展や、宮崎県立美術展は、オーソドックスな作風で出品してみます。
楽篆は、書の部門もありますが、私は出してませんが、次回は出してみるかな。
いつも手本と同じように書く臨書ですが、次回は臨書、臨書風、創作と全てOKってということなので書いて出してみます。
次回は100号記念誌となるようで、課題は「楽篆」
「楽」は、左右対称で難儀する文字ですね…。
11月30日の締切りで、発行は4ヶ月後となります。
次回も優の座を維持できるように今度は時間を掛けて練ってみます。
最後に…
印鑑屋さんは綺麗に刻する事ができなくても、それが篆刻の味わいと思ってしまっている。確かに思わぬ欠けが良い効果を出す事がありますが、大半は失敗、駄作の原因になります。
落款印の仕事もしている印鑑屋さんは、楽篆に出品する事を強く勧めたい。
書道界から印鑑屋の落款印は酷いという評判を払拭する為にも。
コメント
楽篆誌トップ掲載おめでとうございます。
繊細は彫りに注目しました。
遊佐聖心 様
ありがとう御座います。
このサイズとなると篆刻台に挟んだことで、上手く刀を走らせる事ができました。
次回の課題は更によい作になるように精進します。