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宮日総合美術展の作品づくり2016

2016宮美展作品
昨日は月1の好古印会の講習日でしたが、今月のみ講習ではなく宮日総合美術展の作品づくりとなりました。 毎年、同じ時期に宮崎日日新聞主催の宮日総合美術展と、大阪印章組合主催の大印展が重なり並行して作品づくりとなってます。 宮日総合美術展は作品が1つなのでチョッと気楽です。

デッサンとなる草稿➡完成図面となる印稿➡印材に布字➡印材を刻す➡捺印➡裏打ち➡額に納める。となりますが、昨日、布字をした時点で大幅な修繕を行いました。 これで印稿とは別物になり、完成への羅針盤となる印稿が使い物にならなくなりました。 なので、布字が確定したらスキャンして印稿代わりします。

昨日の段階では骨格が出来上がっただけなので、これから布字した文字に刻していく途中に印刀が勢い余って食い込で欠けた部分や、文字の欠けさせ雅味(風合い)を出す処理をします。書でいう墨のカスレを表現します。

今日は作品に手を付けず眺めるだけにして寝かせます。
明日から1時間づつ時間を当てて雅味を付けていきます。

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