中居正弘の実印をつくるとしたら…
中居正広の実印をつくるとしたら、私ならこういうデザインも考えます。
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判子屋さんから突っ込まれる前に…
私がつくっている中輪の細字は、元来の形ではありません。
(中輪の細字:枠が若干太めで、文字が細くしてるデザイン)
もともと京都を中心に作られていたデザインで、昭和40年代ごろまで全国的につくられていたのではないかと思います。その頃の中輪の細字は、文字の上下左右の空間は広くとり、四隅の文字の線は、枠と軽く接する程度です。
私のデザインは、四隅の部分が枠で切られています。
なので、本来の中輪の細字ではありません。
なぜ、この様な形にするのか…
印鑑の枠が、細いものに比べて、太くしたものの方が、同じ大きさであっても目の錯覚で小さく見えてしまいます。更に上下左右に空間を設けて文字を中心部に納めるのでより小さく見えてしまいます。
なので、私は極力大きく見えるように四隅を切ってしまう入れ方になりますが、文字を大きく入れるようにしてます。
広は、小篆でも印篆でもありません。印鑑屋が、実用印をつくるうえで判読し易い点や、小さな空間に納める為に入れ易い文字として楷書を篆書風にした印章新体という印鑑屋独特の書体です。
書家の人からは、こんな文字はねえヨ!って、言われそうですが、そういうことなんです。ご了承ください。
中居正の3文字は画数が少なく、広の篆書は“廣”に近い形なので“広”の方が納まりが良いと判断しました。