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バターナイフ(篆刻の道具)

金属製のヘラで印泥を練ってましたが、印泥の硫化水銀と金属が反応するとのことで木製のバターナイフを使うことにしました。

黒檀や、紫檀のバターナイフの方が油分を吸収しないので良いとのことです。

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こねてみました。油分が少ないので印面には最小限の朱肉が付くので、馬簾を使って捺印すれば印面の線質が太ることなく鮮明に捺印できます。

ですが、コピー用紙や、半紙など細かい凹凸がある紙では綺麗に捺印できないことがあります。スプーンや、爪の甲で凹凸をなめして捺す方法もありますが、それでも1度の捺印ではカスレが出て鮮明に捺印できない事があります。

新しい印泥は、奉書紙にくるんで油抜きますが、定期的にバターナイフでこねながら、少しづつ油を抜いていきます。

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