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九州の最東端(旧海軍望楼跡)

野営地としてた展望台で夜を明かし、朝食とブログ更新を済ませ、今回の目的地としてた九州最東端に行ってきました。

九州最東端は鶴御崎の灯台があるとこです。
この灯台は、昭和56年(1981年)に旧海軍望楼跡に建てられており、土台部分が、明治27年に建てられた旧海軍望楼。日清戦争前に作られた見張り台。

コンクリートや、レンガ造りの一部が残っていますが、残念なことに屋内は平成初期を思わせるような内装にデコレーションされて入口は施錠され廃墟となってました…orz

これもバブルの観光遺産の1つでしょう…
修復だけして、当時のまま残せばいい物を…

上にあがると、明治時代の見張り台が残ってます。
コンクリートの表面は、鱗のような装飾され、たぶんカモフラージュとして鱗模様にしていたんではないかと思われます。

この後、灯台から1kmほど離れた小高い山の上に見張り所跡や、兵舎跡があるそうなので、林の中の遊歩道を登って行きました。



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頂上には第二次世界大戦で使われていた見張り台がありました。
木製の扉があっただろうと思われる木片の一部もトーチカの入口に残ってました。また壁などを見ると、棚があったような形状や、物置なのか資料置きなのか引き戸の溝が切ってある物も残っていて、当時の作りを想像させられます。

手前のコンクリートで固められた石は、平成3年に展望アーチと一緒に造られた公園の一部です…

中からは海を一望でき見張り台となり、この下の断崖絶壁のとこには10門の大砲が備えられていたようです。今では、4門だけ砲台跡としてコンクリートで作られた豪がありました。

空爆をうけたのだろうか?天井にはポッカリ穴が…

ここも観光地にしようとして余計な整備がされてました。
平成3年の定礎が… バブル時代にやってしまった感がある造形物が点々と…

周囲には防空壕、宿舎跡などもあり、展望台よりも広島のうさぎの島で有名な大久野島(毒ガス工場跡)のように当時の建物がどのような建物だったのか等が記載されたパネルなどがあると良かったな。

この周辺は遊歩道などが整備されていてお勧めの穴場的観光スポットです。
ただ、断崖絶壁にある砲台跡に行く際は、走り回るお子様がいるご家庭は非常に危険ですのでお気を付け下さい。柵がない場所もあります。ご注意を…

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