印稿(中﨑/古印体)

なかなか暖かくなりませんが、寒気団が居座っているのでしょうか。それならそれでいいですが、週末は強風だけふかないで欲しい。
古印体の認印を書いてます。
昔は型枠に銅を流し込んで印を作っていました。その頃の技術は上手く銅が流れこまず文字の線が途切れたり、文字の線が交差するところに多くたまり墨だまりのようになったりしてます。その風合いを表現して書く書体を古印体といいます。
墨で書いて、胡粉で修正。
印稿を書くことは、印鑑の要となる作業です。
彫った後の仕上げで最終修正を加えて完成となります。