日々のこと

BLOG

大象無形の字入れと粗彫り

角印を手彫り 宮崎県宮崎市、高鍋町の印鑑屋

昨夜、21時ごろ陽気な酔っ払い2人組が入ってきて30分ほど話し、「そろそろ2軒目に行ったら?」と、勧めて2軒目の店へと重い腰を上げて去っていきました。 次回から入場料を取るかな(笑)

その後、22時過ぎには字入れを終わらせましたが、「無」が完全に頭に入ってないせいか何度も修正を加えて形を整えてしまった。 また左右対称の字形(大、無、形のツクリ)は左右の誤差が0.3mmもあると違和感を感じるので左右均等になるように細かく修正。

角印を手彫り 宮崎県宮崎市、高鍋町の印鑑屋

今朝、1時間半ほどで粗彫りと、印面を軽く摩って墨打ちをして仕上げに入れる状態までもっていきました。

手彫り、手彫りと、印章業者もこの工程のアピールを重視したりしますが、この手彫りとなる工程は書いてある文字の余白を彫るだけの単純作業。丁稚奉公の時代は、下っ端の仕事でしかない工程です。 四隅を綺麗に彫って、底を平らにするだけで、余ほど下手でない限りは、この工程が粗くても印鑑の出来栄えに左右され難い工程です。

印鑑は、字入れと、仕上げで美しさがほぼ決まります。

ひと段落して5時半過ぎに朝飯を食ったら、いつの間にか落ちてて気が付いたら9時前…(汗) 慌てて店を開けかたでした。開店前の時間をふいにしてしまった…orz

今夜、仕上げを掛け、捺印したものを送って、次の8分角の課題は保留…
そろそろ大印展の作品に取り掛かりたいと思います。

コメントを残す