水のように生きよ
1日の午後は、好古印会でした。
25日の印稿提出でしたが、持って行ったのは31日の夜…(汗)
題材は「上善若水」(老子の人生論)
上善は水のごとし。
流れう水のように自分の心を下流に流し、心の位置を低くしておけばそこに深みが出て安定する。水のように生きよ。
心が低い下から目線でいれば、他人から罵倒されても聞き流せ争うことがなくなる。
化学では水(H2O)は色んな物を溶かすので最良の溶媒とも言われます。
酸素はマイナス(2-)、水素はプラス(1+)が電子を取り合って強く結び合ったいる極性を持った物質なので、電子を引き合っている極性を持った物質は溶けあいます。ですが、油のような極性が小さい物質に関しては電子のやり取りできないので溶けあうことができません。
閑話休題…
上善若水は、5月31日の楽篆の課題でもあります。
印稿は金文で書いてみましたが、見るも無残な形で修正するのも面倒なほどだったので、批評後に新たに白文で書いてみました。
まだザックリ書いた叩き台の状態です。
善の簡略化、若の草冠をお椀型に変更、水を多画化などこれから塗ったり消したりを繰り返し修正を加えていきます。