作品の批評担当
先月の下旬、日帰りで福岡に印材を仕入れに行っている時にS氏から電話が…
「印稿を送りましたが、親の看病で一時、好古印会へ行けませんので、今回は書かなくていいです」
書かなくていい???
何のこと???
意味が分からない…
福岡から帰りがけにもしや!?と、緊張感が走る…
まさか3月に…一番の繁忙期に…まさか…
帰り着き、3月の篆刻課題と共に批評担当者が書かれているハガキを見ると、印稿の批評担当になっている…(汗)
ハガキが届いていたが、篆刻の課題どころではなかったので、全く確認してませんでした。
上の画像の手紙は、電話を頂いS氏からの絵手紙です。
毎回、感嘆のため息が出ます。
3月に入り、門下生から封書で印稿が届きますが、封筒が届くたびに開封せずに引き出しに入れるの繰り返し…
16日消印の作品を作る時間を確保する為に17日までの仕事を進めていました。
それももう限界…
昨夜2時前に仕事を一区切りして、封筒を全て開封して印稿を取り出し、スキャンして資料作り。
この資料作りは、毎回のことで40分程度終わります。
問題は、全員の印稿を見てから自分なり批評をまとめる作業です。
また、今月は先月より出品数が多い。勘弁して欲しい…orz
皆さん、今月に限ってそんなに頑張らなくいいだよ、「忖度」という言葉をご存知ですよね…と、呟きながら封筒を開封してました…
頑張る方は、1人で朱文、白文の2点…orz
今月は2人で1点にして欲しいぐらいですよ(苦笑)
結局、開封すると15点ほどになりました…(-“-;A …アセアセ
批評は、占地、字形、線質、辺縁の処理、起筆終筆などの項目で1点1点みながら批評をまとめます。
これが時間が掛かる…
前回までは全部添削をしてましたが今回は無理。
チョッと手直しすれば良くなるという物をピックアップして添削。
印刷まで終えたら夜が明け7時を回ってました…(汗)
椅子に腰掛けたまま1時間ほど仮眠を取ったので疲れが取れました。
さて、封筒に資料をいれて師匠に発送です。
日曜日の好古印会で講評を終えたらフェイドアウトして店に戻らせて頂きます。m(__)m