常用漢字にはご注意!
草書で「感応」と書きました。
「感」は王羲之風に・・・風ですよ風。書の上手い方から見ると指摘されそうですがお手柔らかに。
ゴム印の版下を作ってますが、私は印稿を書くように白い絵具で修正をいれて形を整えたりします。ササっと一筆書きなんて出来ません。
やり方は、辞書を開いて自分の好みの形を数種類ピックアップします。
行草楷は三圭社の大書源を愛用してます。これが無いと書けません(笑)
ピックアップした文字と文字とが違和感がない物を組合せて、文字の骨格を鉛筆でササっと書いてから筆で書き上げます。
更に微妙な曲線などの調整を白い絵具で消したり、墨で補筆して描きあげます。
打ち込みや、点が悩むと余白に打ち込みや、点を書き込んで理想形を元に修正して描きます。
書をやっている方は画像を見た瞬間に違和感を感じると思いますが、ここは優しく見守って下さい(-“-;A …アセアセ
2文字目の「応」は大書源にはなかったので、印章辞典で篆書を調べてもない…。これは国字かな?って思ってマダレと心を別々で辞書を調べて作字して書きました。
書き上げた後でグーグル先生に尋ねると常用漢字という事が発覚! まじか…orz
自分ではいい感じに書け上げたって思ったんだがな・・・
「応」の旧漢字は、「應」でした。
印章に使う人名や屋号にはお目に掛からない文字の旧漢字までは把握してない…。 フェリーに乗った際は炭酸抜きの麦茶を片手に辞書をめくっていかないといかんな…。(-“-;A …アセアセ
そういう事で應を書いて文明の利器を使って応と差し替えて版下データを作ります。
追記 -----
版下を書き上げたので、明日のブログに版下作製の手法と完成した版下をアップします。