即、出来る裏打ちのやり方
8月の楽篆サマーセミナーに参加した際に来られてた有望若手の方が「裏打ちはスプレーのりを使て30秒で終わらせます」って、言われてた手法でやってみました。
作品を額に納める前にペラペラ半紙を厚紙に貼り合わせて張りを出させて額に納めます。これを裏打ちと言います。
古新聞を広げ、作品を裏返しに置いて3Mのスプレーのりでムラの内容に吹き掛けます。
台紙となる画用紙に空気がかまないように下の方から軽く置いていき、更に作品の上に紙を置いて中心から外に向かってゴミを払うように軽く押しながら貼り合わせて裏打ちの出来上がり。
厚紙に貼り合わせると見事に斜めってましたが、余白をカットするので全く問題なし。
額に納めたので、美術館に搬入に向かいます。
半紙サイズなら簡単に出来ます。
搬入搬出の事を考えると業者さんに任せる事をお勧めします。
≪スプレーのりを使ったメリット≫
翌日まで待つことなく、1分で裏打ちが終わる。
水を使わないので滲む心配は全くありません。