相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

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  • 2017年8月17日   不要になった印鑑

    室内のポスター張りの弱粘着両面テープ

    室内のガラス面にポスターを貼りますが、ポスターを剥ぐと粘着剤が残って取るのが面倒でした。 3Mのポスター専用の両面テープがありましたが、短期間の使用なら問題ないですが、1年経った物は劣化して粘着剤がガラス面に残りアセトンを使って取り除く羽目になります。

    両面テープで有名なニチバンの弱粘着タイプを使ってみるとこれが中々使える。 弱粘着なのでテープの長さを10cmほどで切って四隅に貼ると剥がれ難くなります。

    また剥がす時は簡単に剥がれ、粘着剤が残ることもありません。
    室内での使用は最適に思えます。

    両面テープでポスターを張る

    印章業協会からポスターが届いたので貼ってみました。
    10月1日は印章の日で、不要になった印鑑や、亡くなられた方の印鑑を宮崎八幡宮に持参して供養し焼納しております。

    供養祭は、宮崎印章組合の事業で行っておりますので供養費用は無料です。
    事前に当店にご持参して頂けるか、送って頂ければ、私が10月1日に宮崎八幡宮へ持参いたします。

    2017年8月16日   店を閉めて作品づくり

    作品づくり

    本日まで休みとさせて頂いております。

    作品づくりですが、粗彫りを終えて面定した後に墨打ちをし、仕上げに入りました。
    1文字仕上げると仕上げ刀を変えながら、1行3文字を終え仕上げ刀を研ぎ直すと3時間。

    残り9文字。

    一気に仕上げると眼球疲労を起こして途中で目が開けれなくなるので、休憩を挟むと11時間ぐらいでしょうか。 それでやっと1個目なので、2個目に入る気力があるかどうか…。 う~ん…。ま、それは1個目を仕上げ終わった後に考えるとして。

    文字のデザインを起こす工程や、今やっている「仕上げ」の作業を考えると、彫る工程がどんだけ単純作業で楽な工程かって思います。

    明日から通常営業となります。

    2017年8月14日   日本一広いヒマワリ畑(高鍋町)

    高鍋町ひまわり畑

    今朝、涼しい内に高鍋町染ヶ岡のヒマワリ畑に行って来ました。
    日本最大の面積とあって遠くまで黄色い絨毯がひかれている感じです。

    高鍋町のヒマワリ畑

    今年は昨年より多くのヒマワリが咲いてます。

    ミツバチが朝の蜜の採取

    多くのミツバチはヒマワリの蜜を採取にやってきてました。
    ここでメンテして初のマクロレンズに切り替えて撮影。 ピント合わせにレンズを回しますが、抵抗感がほとんど無く軽く触るだけで動くので慣れが必要です。また飛んでいる蜂にピントを合わせるのはかなり難しい。蜂がホバリングしている時の一瞬を狙ったがピントがイマイチ…。

    ヒマワリとハチ

    50mmのマクロレンズなので15cm程度まで近づいて撮影しましたが、ミツバチは逃げず蜜の採取に没頭してました。

    ひまわり畑の紹介ページ
    http://log06.gozaru.jp/takanabe_himawari/

    2017年8月11日   絵手紙に捺すゴム印

    手書きの版下

    筆で書いた文字をゴム印で作る御依頼がございました。

    仮名用の半紙に書いた物をご持参いただき、それをスキャンした物を私が若干修正して高さ50mmと、55mmのサイズでサンプルを作り、どのサイズが良いか確認。

    手書きの文字をゴム印に

    実際、捺す絵手紙用の半紙に印刷したサンプル置いてみると、高さ60mmある方が適切と分かり、データを高さ60mmに拡大して作製。

    落款印は、実際、刻した印を捺印した印影をスキャンして版下を作っております。
    今回のゴム印に合うサイズに縮小を掛けて版下をつくりました。

    筆で書いた文字をゴム印で作りました。

    出来上がったゴム印を滲みが少ない当店オススメのスタンプ台フォアコート(1,200円)で捺印してみると薄い・・・。紙の凹凸が原因だと思ってスプーンで紙を平らになめしてから捺印すると濃くはなりましたが、それでも薄い・・・。

    滲みが出るので使わなかったシャチハタの安いスタンプ台(800円)で捺印すると、真っ黒とはいきませんが濃く印字できました。

    和紙にはシャチハタの安いスタンプ台がいいようです。
    ちなみに安価な無名スタンプ台でやると滲んで黒い塊りの文字になります。

    普段取りに捺すと綺麗に捺印できないので、捺印のコツとスタンプ台の種類を伝えてゴム印とスタンプ台をプチプチに包み佐川急便で発送しました。

    ≪お盆休み≫
    8月10日 ~ 16日(水)

    2017年8月10日   本日よりお盆休み

    高鍋町 蚊口の浜 海水浴場

    本日より1週間、お盆休みを取らせて頂きます。
    とは言え、店を閉めての仕事です。
    午後から作品づくりに取り掛かりたいと思います。

    高鍋町 蚊口の浜

    画像は、今朝の蚊口の浜です。
    1枚目は遠くの方に雲の切れ間があるようでスポットライトのように光が落ちていました。
    今朝の朝日は黄金色で綺麗でしたが、晴れ間は朝のみのようですね…。

    朝食をとり朝の内に車の給油を済ませておこうと家を出ましたが、ちょっと早かったのでガソリンスタンドが開くまで蚊口の浜を散歩。曇ってますが、海は穏やかでした。ただ山手の方は厚い雲がゆっくりと近づいてきてました。

    休日の朝と夜は、こんな感じに普段しないことをして過ごしたいと思います。
    さて、仕事!仕事!

    ≪お盆休み≫
    10日(木)~16日(水)

    2017年8月9日   資料をもとに試行錯誤

    手書きの文字で印を作る

    お客様からちょっと変わった形でと依頼を請け、またそれ以外納期もすべてお任せということでお請けした仕事です。 認印や実印ではないのでブログでの公開も承諾を頂いております。

    金文での作製も考えましたが、倭古印の資料も揃ったので倭古印(やまとこいん)風の印も面白いと思って作製に掛かりました。

    倭古印

    倭古印は、平安、奈良時代に作られた印で、当時は隋、唐の文化が入り日本独自で印をつくろうし始めた頃でした。

    ただ、印の情報が少ないのか、隋、唐の頃にはあり得ない楷書や行書、平仮名で作られた印が出てきます。また篆書体の情報も少なく判読不明の文字もあります。

    当時の印のつくり方は、型枠を作り、そこへ銅を流し込んで作る方法で上手く銅を流し込むことが出来ず文字が切れてたり、また文字の線と線の交差するところに多く銅が溜まり書でいう墨だまりが発生しているのが特徴です。

    古印体

    倭古印の文字は、印として発展途上なので美しい形ではありません。
    今の形に墨だまりを入れていくと、ただの古印体の印になるので面白味がなくなります。

    鉄の金篇も下書きの段階のものは普段の古印体の形ですが、倭古印の金篇では左右の点の位置が上にあるので途中で変更しました。 印は倭古印独特の形を採用していたり、文字の重心を下げて短足気味にしてます。

    倭古印風にもっていくには、独特な文字の形をどこをどう残して、どこまで修正を加え整えればいいのか苦悩します。

    2017年8月7日   お盆休み(10~16日)

    植物の剪定

    台風が過ぎ去りました。今回は、日向灘沖に反れて雨風ともにそこまで激しくなかったのでホッとしています。 今後、台風の進路が関西方面に進むようなので災害が出ない事を願うばかりです。

    今朝は、強風で傾いていたトクサを抜くついでに茂っていたので間引きしてみました。 また水瓶に覆い被さっていた植物も剪定してスッキリさせ水瓶も清掃してお盆を迎える準備にもなりました。

    今年のお盆は、9月締切りの展覧会の作品づくりに専念したいので1週間ほど休みを取らせて頂きます。

    お盆休み
    8月10日(木)~16日(水)

    17日から通常営業となります。

    ≪ 9月の不在日 ≫
    9月1日(金)午後 ~ 4日(月)

    2017年8月6日   ドキドキのレンズ分解

    マクロレンズを分解

    台風が接近してきてますが、今朝は雨も降ってなく濡れずに店に出てこれました。
    気分転換にマクロレンズを分解してみました。

    中古で買ったマクロレンズですが、オートフォーカスがなく、ピントを合わせは手動です。 ピントを合わせるのにレンズを回して調整しますが、回しているとカツンと当たって力を少し入れないと回らないとこが2ヶ所もあって微妙なピントを合わせがし辛いくなってました。 そこで思い切ってレンズを分解して中を見てみました。

    sigmaマクロレンズ

    レンズを分解するのなんて初めてで、構造も分からず見えている範囲の小さなネジを1つ1つ慎重に外し、緩んだパーツをゆっくりと外していきます。 輪っか状の部品を外す途中で引っ掛かって外れない…。 引っ張っていいものかとドキドキしながら前後左右上下と知恵の輪を外すような感じで引っ掛かてる部分を探りながらバラシていきます(笑)

    そんな苦戦中にも関わらず1mmも満たない銀色のボールベアリングらしき物がコロン・・・コロコロ…と落ちてきて新たな難題を突き付けられます(汗)
    もしかしてこんな玉が多数入っててその1個?更に開いたらバラバラと落ちてくるとか???・・・と焦りました(汗)

    ここまで来たら後戻りできないのでバラした状態で修復不可能を覚悟で慎重に各部を見ながら何処から落ちてきたかを探してたら、どうも銀色の玉を1個だけでレンズの一番手前のF値?を回転させるとこのカチカチってなるダイヤルのストッパーのパーツということが分かってホッとしました。

    ホッとしたのも束の間…新たな問題を投げかけてくれます。

    上の画像のとこまでバラすと金色の歯車がコロンコロンってレンズの奥深くに入っていく始末…orz 歯車が外れるのだけは勘弁してくれ…組立不可能に陥る…orz 仕方なくレンズを上下逆にしてレンズに傷が付かない事を祈りつつ優しく揺さぶるとなんとか出てきました。

    また、そこから取り出した歯車は何処にどう付いていたか解明しないといけない…めどせぇ…

    マクロレンズを組み立てる

    そんなこんなでバラシはじめて30分ほどでようやく組立完了。
    さっそくカメラに装着してファインダーを覗くと暗い…(汗) カメラを電球に向けてファインダー越に見ても暗い…。 あぁぁぁ…どこかでヤラかしてしまっている…。 再び分解…orz

    分解しても構造が分かってないから、どこが悪いか分からず…。
    仕方ないから色んなとこを触って構造を確認。 シャッターの仕組みや、レンズのF値の変更仕組みがチョッと分かりました。

    だが、原因は分からず・・・

    終わった…

    とうとうイジリ壊したかと諦め、仕方なしに組み上げて再度ファインダーを覗くと凄くクリアー!!バッチリじゃないですか!!(笑)

    精密ドライバーと、ピンセット

    分解して組立てたマクロレンズで撮影したのが上の画像です。
    ピントの調整もスムーズに出来るようになりました。 あの引っ掛かりは何だったんだろう???
    今回は結果オーライということで(笑)

    2017年8月2日   つくる上で大切なこと

    手書き

    所属している印章組合からの協力依頼で篆書体で「宮里」を作りました。
    彫刻機を使ってもOK!ってので、サクサクと仕事を進めてしまって途中の撮影を忘れてました…orz

    今回は、判子の重要な工程である手書きと、仕上げの工程を簡単に説明します。

    判子屋は、枠の中に文字を入れ、その文字が美しく見える様にする文字を描く職業です。各々の判子屋さんが身に付けた技量と、文字の味が必須となります。それが独自性であり、他社と同じ物を作らない“安全性”を生みます。

    これをパソコンの文字で使うと同じ書体で作れば似たような物が出来上がります。 実際、県をまたいだ郵便局で同じ文字を注文したら、同じ物が届いたとのこと。

    それを銀行印として登録すれば、パスワードを「1234」と設定するのと同じです。
    なので、文字はその店の店主もしくは、職人さんが書いた文字でなかればならないと思います。

    手書き

    今回、文字は手書きで、途中の粗彫りを機械を使ってやってみました。
    まずは、印の原稿となる印稿を書きます。

    字割り線を引いて、文字のサイズを確定させます。
    ここでパッと見て「宮」、「里」は同じ大きさに見えますが、「宮」の横幅を「里」より広く取ってます。
    もし、これを同じ大きさで書くと、「里」の方が画数が少ないので大きく見えてしまいます。

    判子屋さんによってこの処理をしてない。知らない。省いたりしているので印影に違和感を感じます。 実際、大阪の講習会に行くまでは私も知りませんでした(笑)

    ライスワークとしての仕事となっていたりすると、向上心がないので気にもしない点です。分かっていない判子屋さんが増えているのが現状です。 判子屋が分からないから、お客は分からないから構わないってとこでしょうか。

    粗彫りから仕上げを掛けると

    彫刻機で彫り上げたのが左の印影です。
    昨今の判子屋さんは、この左側の状態で売っているとこが増えてきてます。

    その原因として…

    パソコンで編集して、彫刻機しか扱ったことがないく仕上げという本来の作業を知らない、身に付けてない。
    仕上げは、彫りカスや判子の縁に出来たバリを取る事が仕上げと思っている。
    本来は、彫刻機で彫り上げた後に仕上げを掛けて文字を整え縁などを削っていきます。

    消費者は完成された印影の基準がないので良し悪しが判断できないの点を踏まえてのことだと思います。これは今まで情報を配信していない私たちが原因の1つだと思っております。
    仕事でお客様の印影はお見せできませんが、サンプルを作って情報提供をしていかないといけないと思っております。

    8月3日必着なので昨日発送しました。
    9月2日の金沢で開催されるイベントで流す動画のワンシーンに使われるそうです。
    今回、初参加しますので8月30日(金)午後 ~ 9月3日(月)まで私は不在となります。

    2017年7月31日   切羽詰まった月末。

    落款印

    本日消印有効の作品ですが…今回も仕事レベルで作品づくり。 良く言えば実力勝負(汗)

    15mmの落款印

    草稿1時間、字入れ1時間半で現在に至る。
    午後から1時間以内で刻して捺印出品の予定です。

    文字をどう入れるかを考える事に比べたら、刻することは楽な作業だ。
    印章にしても、落款印にしても刻する前が勝負。字入れが終わった時点である程度の評価が決まる。

    印章では彫る技術も大切というが、粗彫りが下手でも仕上げが出来れば佳作になる。

    基本科の講習生には、字入れと、仕上げの技術向上に力を注いでいくといいと思う。
    彫る技術なんて回数をこなせば自然と身に着くものだ。
    文字の形、バランス、そこを頭に叩き込む事が上手くなる最短ルート。
    なんか判子のしくじり先生で授業できそうだ(笑)

    15mm落款印 得志

    今回の課題 : 得志
    意味 : 志がかなう。思い通りになる。
    印材の寸法 : 5分角(15mm角)
    文字の部分を刻す白文で作ります。

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