相馬印ばん店 宮崎の手書き手彫りの印鑑屋

職人日記

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  • 2018年6月20日   9年前の角印の作を見返してみる

    9年前に摸刻した指鹿為馬

    9年前、大阪の講習会に行って1発目の課題が辻成軒先生の隷書古印体で作られた「指鹿為馬」の摸刻した物が出てきました。

    摸刻とは、丸っきり同じように字入れして、彫り上げること。

    指鹿為馬
    司馬遷に出て来る漢文。 鹿を指して馬と言う。
    意味:道理に合わないことを、権力を背景に無理に言いくるめること。

    この頃、父が字入れをしてその粗彫りをする日々で粗彫りは5年間で何百本と彫ってきてましたが、父からは「上手い上手い」としか言われず、これでは駄目だと思ってた時に京都の判子屋さんの紹介で大阪の講習会へ行くことになりました。

    その大印講習会で初めて出された課題の作です。
    なので、この作は粗彫りを終えて大して仕上げを掛けてない状態です。

    文字の線が交差する墨だまりの部分は2番に細い印刀を文字の形に沿って回すように彫っていたと思います。これもベアリング付いて回転する篆刻台があるから出来た技なのかも。

    今時期の判子屋さんは綺麗に彫れないのが当たり前です。
    講師陣から何で粗彫りが出来るんだって驚かれましたが、その後、何でここまで彫れて字入れや、仕上げが全く出来ないんだとも…(笑) 今では笑い話です。

    摸刻した指鹿為馬

    この頃は仕上げが出来ないので粗彫りでいかに完成形に近づけるかでやっていた頃です。
    今の自分から見てもある意味で凄いって思う(笑)
    今はここまで緻密に粗彫りはしませんからね。

    今はある程度、仕上げで調整できるようにマージンを残して、仕上げで文字の形を整えてます。それを思えば粗彫りの技術は落ちたのかも(笑)

    他に気になるのが自分にしては極端に彫りが浅い点です。
    深く彫ると線が乱れると思って浅く彫ったのか?初めて大きな文字を彫ったからか?

    印面の底に目をやると真っ平らに仕上げてないのが目立ちますね。
    また、枠に目をやると外から削って細くしているだけなので、内側のラインが粗く枠の太さがまだまだ太いですね。
    この頃はこれが精一杯だったのかと振り返ります。

    作った物を残しておくのもいいものです。

    2018年6月18日   緑が茂る

    台湾付近で発生した台風6号は日曜日には熱帯低気圧となりましたが、通常なら土曜日に船に乗って大阪日帰りでしたが乗船していたら揺れたでしょうね。 今月は友人の結婚式で行くのはとやり止めになってました。

    強風で街路樹(ヤマボウシ)の花びらが散っているだろうなと思い箒と塵取りを持って出るとほとんど散ってなく、あと1週間は散らずにヤマボウシの花を楽しめそうです。

    濡れた花びらははわく事が出来ないので1枚1枚手で拾って集めます。
    散る時は天気のいい日を強く希望(笑)

    店先の植栽の手入れ

    店先に植栽しているトクサもチョッと茂り過ぎてきたので間引きしましたが、見た目は大して変わらず…。もっと間引きが必要な感じです。

    トクサは何本も束ねて抜くと根を残して茎でキレ、その切れた茎から枝のように何本も枝のように伸びてくるので、3本ほど掴んで真上に引き抜くと根っこから上手く抜けます。

    トクサはかなり茂ってきたので、一度、全部掘り起こして仕切りの板を埋め込んでトクサとトクサの間に空間を作ってあげたいと思います。 疎密のバランスをとることは、篆刻にも通じているように思えます。
    構想は練っていますが、着手するのはいつになる事やら…(苦笑)

    2018年6月15日   競技会の結果

    印章競技会の結果

    3月に出品した全国印章技術競技会の結果が届いた。

    結果は木口実印の部で銅賞でしたが、今回の表彰式が宮崎での開催なので賞に引っ掛かって良かったという反面、取組みが甘かったと反省。

    9部門もありますが、出品できたのは2部門2作品のみ。
    今回は篆刻は着手できずに終わってます。

    実印の部

    今回の大会表彰は、10月13日に宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで行われるのに銅賞か…って感じですね。

    今は9月締切りの大阪印章展と、宮日総合美術展の作品づくりですが、ここの所まったく手が付けらてない状態なのでどうにかしなくては…

    体力もかなり落ちてきて5時間睡眠がきつく、最近は7時間も寝てる始末。 更に先月の人間ドックの結果が届き運動するようにと注意されたので体力づくりもしていこうと思います。

    2018年6月12日   宮崎市で印鑑について講演

    宮崎市シェラトンのパインテラスで印鑑の講演

    今朝、時計を見たら5分後に目覚ましが鳴り始める4時55分…。昨夜1時すぎに寝たので5時に起きれるか心配でしたが、家が揺れるというダイナミックな目覚まし時計で起こされました。(笑)

    本日、ケーブルTVファンの会様からお声を掛けて頂き宮崎市にあるシェラトンパインテラスで「学校で教えない判子の話し」という題材で講演してきます。

    話ベタなので聞くだけでは眠くなると思い、書き込んでいく資料を作製。
    ただ、ここで1点問題が…

    先月、実際に某異業種団体の集会で30分で想定していた講演内容でしたが、途中、質問が飛び交いまた話が他の方向へ行ったり、行かせたりで笑いが絶えず、途中、端折って話した経緯があり今回うまく時間内に納められるかチョッと心配です(笑)

    印鑑屋を選択する基準の1つ

    判子屋さんを選ぶ基準として完成した形を見せて貰う事を話しますが、どういう物を見せて貰うのかと言われると言葉で伝え難いと思い見本として持って行く草稿を書いてみました。

    左:篆書体を素直に入れた形

    右:吉相印(印相印)なので、印鑑の縁に八方に付けようとするので文字によっては間延びした感が出てきます。 数字は、接点数を数えてます。文字の画数と、接点数を足して吉数になるようにします。

    この様に草稿を書いて貰えるかどうか、そこを判断基準にしては如何でしょうか。
    印鑑を彫る前に文字が書けるかどうかは大きな判断基準となります。 更に一歩進むと文字のバランス、文字の線の折り曲がる部分など見れると良いかと思います。

    一生物ですので何店舗か回られて草稿を書いて貰うと宜しいかと思います。

    ※本日、営業しておりますが、10時~15時ぐらいまで不在となります。

    2018年6月11日   宮崎市のカフェでモーニング(喫茶flat)

    宮崎市のカフェ フラット

    日曜日は休日なのに朝4時起床で録画して溜まっているドキュメント72時間を早送りで年末の4時間スペシャルと、今年に入っての4回分を見尽して出勤。

    雑用と、外で出来る仕事を準備して、宮崎市へ行き30分ほどで打合せを終えて、7時から営業している一ッ葉稲荷近くにあるカフェ♭(フラット)へ仕事を持参で朝飯!w

    宮崎市のカフェでおぐらトースト

    店内はジャズが流れ落ち着いた雰囲気。
    以前はモダンな中華料理店で、内装をカフェへと変更されてました。

    モーニングは、厚切りトーストか、おぐらトーストが選択でき、今回はおぐらトーストに!

    宮崎市のカフェでモーニング

    1ばん~4ばんまで種類があり、その日でモーニングの内容が替わるようです。

    カフェで朝の仕事

    朝食を済ませると、請けた仕事に取り掛かりました。
    店に引きこもらず、気分転換に外で仕事をするのもいいものです。

    この日、下書きをしているのは墨友の課題に捺す半紙サイズの落款印です。
    墨友の課題は落款印は必要ないですが、書なのに印が不要という事態がおかしな話です。
    作に対してどういう印が適切か、何処に捺すのが適切なのか勉強することが必要ではないかと思う。納めさせて貰ったら毎月、清書して出す作に捺して出品させて、審査する人に印の必要性を再度考えて貰う切っ掛けになって欲しい。

    宮崎市のカフェ フラット

    草稿を書き上げ切りがいいとこで店を出て、10月にある印章業のイベントで50インチテレビを借りるのですが1日借りて4万5千円。 それは仕方ないと思ってましたが、最近になって予算が少ない事を聞き事業の危うさを知りリサイクルショップ三喜へ行くことに…。

    行ってみると30型の液晶テレビが2万円以下であったので、2日後に買い戻しは幾らになるか交渉に入りました。今日あたり社長に電話して直談判だな。

    喫茶 flat(フラット)
    TEL0985-65-6510
    https://flat.owst.jp/
    営業時間
    火~木、日、祝日、祝前日: 07:00~18:00 (料理L.O. 17:30 ドリンクL.O. 17:30)
    金、土: 07:00~22:00 (料理L.O. 21:30 ドリンクL.O. 21:30)
    定休日:月曜

    2018年6月10日   高鍋の団子(豆の樹だんご 地蔵堂)

    高鍋町の団子屋 豆の樹だんご地蔵堂

    昨日、半紙4文字、6文字に使う落款印の注文を頂き、その際、差し入れと高鍋町にある豆の樹だんご 地蔵堂の団子を頂いた。

    仕事が詰まっていたので、昼飯を買いに行くのも面倒で団子を昼飯代わりに頂きました。
    疲れている時には甘い物ですね!美味しく頂きました。

    2018年6月9日   使い果たす…

    先月、部品を取り尽した車を井上商店さんに引き取って貰いました。
    今は亡き友人が1万円という格安料金でで群馬から宮崎まで輸送して貰った車でした。

    ラリー車でしたが、エアコンが付いているラグジュアリー車でした(笑)
    かと言って、宮崎では林道で練習する事もなくなったのでナンバーを切って置いてました。

    STIの機械式LSD

    それを見た友人が同じ車種で解体に出すのがあるから上げると貰ったので部品を貰った車に移植しながら足として使わせて貰ってます。

    最後のパーツとなるリアの機械式LSDを下しました。
    このパーツが無いと、片輪が空転すると空転する方にしか動力が伝わらず前に進む推進力が無くなるので、片方が空転しても両方の車輪を強制的に動かす物です。但し、両輪を同じ回転数にしようとするので小回り利かなくなります。

    nonoのラリーコンピューター

    もう今の国内ラリーでもほぼ使わなくなったナビコンピューター。

    20年前のラリーでは、突然チェックポイントが出て来て平均速度45km/hで走れという指示が出されたりすると、ナビがこのコンピューターに45km/hと打ち込むことで、何秒遅れているか、早いかが表示されます。

    直線が少ない林道で45km/h以上では指示されると、ほぼ全開で走って行きます。その頃は、知らない道を走らされるので車をある程度滑らせて走らせます。

    月刊タンみやのコマ地図はもともとラリー用の地図です。このコンピューターがあると距離が表示されるので楽に走行できます。

    部品を取り尽したヴィヴィオ

    エンジンも2年前に下して今の車に乗せ換えたのでほとんど使い果たした状態です。引取りに着て頂いた方がこの状況を見て「あぁ・・・(汗)」って感じで、買い取り料金はなく、無料引取りでいいですか?と言われました(笑)

    無料で持っていって貰えるだけで有難いので即了承w

    井上商店さんに車を引き取って貰う

    リアクオーターの傷は、以前の持ち主が横転させた傷跡です。

    駐車場で長年粗大ごみとして見られてたので井上商店さんに引き取って貰いスッキリしました。
    後継車となっている貰った車も最近ハンドルが重く感じてきているのでいつまで乗るか…

    ※運転するのは好きですが車自体に余り興味がなく、簡単にいうと野球のバットやグローブ、テニスではラケットの様な感じなので扱い易い物に乗るって感じです。

    ヴィヴィオはブレーキに難ありですが、車体の剛性や、軽自動車には珍しい4輪独立懸架の構造でアクセルオフで車は滑りはじめ四輪滑り出してからもコントロールし易い車です。

    2018年6月8日   断念…

    角印を仕上げる。宮崎市の印鑑屋

    昨夜、仕上げに入り無の途中で22時を回ったので少し早いが切り上げました。
    今朝5時半過ぎに店に出てきて、残りの文字の仕上げに入りました。

    角印を仕上げる。宮崎市の印鑑屋

    捺印して全体の微調整を加えること3回で完成。
    本日、発送して、次の8分角の着手は見送ります。

    今日は午後から祭りのことで不在になる時間があったりと、今の状況では付いて行けず、今回の課題までで断念します…。

    今夜は、祭りの打合せがありますがノンアルコールで勘弁して貰い、21時には店に戻って大印展の作品づくりに着手しようと思います。

     

    2018年6月7日   大象無形の字入れと粗彫り

    角印を手彫り 宮崎県宮崎市、高鍋町の印鑑屋

    昨夜、21時ごろ陽気な酔っ払い2人組が入ってきて30分ほど話し、「そろそろ2軒目に行ったら?」と、勧めて2軒目の店へと重い腰を上げて去っていきました。 次回から入場料を取るかな(笑)

    その後、22時過ぎには字入れを終わらせましたが、「無」が完全に頭に入ってないせいか何度も修正を加えて形を整えてしまった。 また左右対称の字形(大、無、形のツクリ)は左右の誤差が0.3mmもあると違和感を感じるので左右均等になるように細かく修正。

    角印を手彫り 宮崎県宮崎市、高鍋町の印鑑屋

    今朝、1時間半ほどで粗彫りと、印面を軽く摩って墨打ちをして仕上げに入れる状態までもっていきました。

    手彫り、手彫りと、印章業者もこの工程のアピールを重視したりしますが、この手彫りとなる工程は書いてある文字の余白を彫るだけの単純作業。丁稚奉公の時代は、下っ端の仕事でしかない工程です。 四隅を綺麗に彫って、底を平らにするだけで、余ほど下手でない限りは、この工程が粗くても印鑑の出来栄えに左右され難い工程です。

    印鑑は、字入れと、仕上げで美しさがほぼ決まります。

    ひと段落して5時半過ぎに朝飯を食ったら、いつの間にか落ちてて気が付いたら9時前…(汗) 慌てて店を開けかたでした。開店前の時間をふいにしてしまった…orz

    今夜、仕上げを掛け、捺印したものを送って、次の8分角の課題は保留…
    そろそろ大印展の作品に取り掛かりたいと思います。

    2018年6月5日   大象無形

    角印に大象無形と字を書く 宮崎県宮崎市、高鍋町の印鑑屋

    10日間ほど手を付けられなかった角印に着手。
    8分角(約24mm角)に「大象無形」と書いていきます。

    大象無形
    意味:大きな現象は、形のないものである。 肝心な物は目に見えないものだ。

    「大」
    象形
    手足を広げて立つ人を正面から見た形。

    「象」
    象形
    動物のゾウ。 甲骨文字にもあり象の文字があり、その頃の中国は森林があり象が生息していたと考えられる。

    「無」
    仮借
    舞う人の形。舞のもとの字である。
    衣の袖に飾りをつけ、袖をひるがえして舞う人の姿。無が「ない、なし」の意味に用いられるようになって、無に舛(セン:舞う時の足の形)が組合さり舞が作られ区別された。

    「形」
    会意
    井と、彡(サン)の組合せ。井には2つの意味があり、刑の場合は首にはめる首枷(クビカセ)の形だが、井彡の場合木の枠の形となる。
    鋳物をつくる際に溶かした金属を流し込む型枠。その型枠で作られた鋳物の「かたち、美しいかたち」を形という。
    彡は、色や形の美しいことを示す記号のような文字。

    角印に大象無形と字を書く 宮崎県宮崎市、高鍋町の印鑑屋

    文字の意味を解読するには、現在使われている「漢字」でなく「甲骨文」の文字の形を見る必要があります。

    有名な話で、「人は、支え合って人という文字になっている」と金八先生が東大教授の本を読んで学んだ事をドラマで話した。

    これは漢字から分析した学者が解いたからであって、後に白川静氏が「人は、人を横から見た形」と唱え、武田鉄矢氏がラジオ番組で友人の金八先生っていう人があの話は間違ってたと訂正してました。

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