日々のこと

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ご印章を県外のお客様へ発送。

赤ちゃんの誕生と共に赤ちゃんの実印をご注文頂きました。
16歳になるまでは実印登録できないので、それまでは銀行印としてお使いになります。
当店の実印は、基本的に姓名ではなく”名のみ”で彫っておりますので、孫の為に一生物としてお祖父ちゃん、お祖母ちゃんがお求めにご来店頂いております。
生まれた時に作っておくと、高校、大学の卒業時に間に合わせの三文判(既成品の様にパソコンの文字で彫られた印章)を渡す事はなくなります。
今年も実印登録や、口座開設の為に三文判を販売しました。専門店として三文判の危険性を話しますが、「子供のだから…」 子供だからこそこれからの人生を歩んでいく為に粗末な藁草履よりもきちんとした物をお渡しになる事が大切です。 また「本人がつくるでしょ」と言われますが、親が子供に印章の危険性、大事さを話さないと作り変える事なく大きなリスクを背負いながら人生を歩んでいきます。

また印章のことは学校でも教えません。
話したとしても「大事だぞ」「大切な物だぞ」程度です。
何がどう大事で、捺印する危険性などは一切話さないでしょう。
現に卒業記念品として三文判を渡してるのですから…。
この話は長くなるので、また次回に…。
今回のご印章はご注文から発送までかなりお時間を頂いたご印章でした。
急ぎの仕事が入るたびにずれ込んでいきようやく発送できるようになりました。そして九州から離れた地へ…。
成人されてご印章を手にする時が来たら、判子の危険性や大切さを直接伝える為にお電話を頂く様にしております。その日を楽しみにしております。