微妙な調整

展覧会の作品となる縦６５mm、横２５mmの大きさでゴム印を作る前に書く版下という物を書いてます。　最近、ゴム印を活字ではなく手書きの物で作って欲しいと依頼が増えてきております。　依頼を請けるゴム印の内容も様々で取引をする際に使う小切手印が一番多く、次いで熨斗に使う名前のゴム印、手紙や封筒に使う住所判などです。ケイタイやパソコンの普及もあってか活字では味気ないのと、見栄えが悪いとの事で手書きをお求めになるお客様が増えてます。
私は手書きのゴム印を作る時は２倍の大きさで書いて、それを縮小してゴム印を作っているので原寸大で書くのに苦労します。筆圧、筆の動きも全て１/２にしなければなりません。慎重に書くと線に勢いがなくなります。
日曜日に清書して出品する事になりますが、今回は厳しい結果になりそうだ。同じ大阪の講習生の作品づくりの画像を見てアドバイスする立場だったのが逆転しそうです。いや、もう上に行ってるな。今は出品する事が大きな目標になってます。日曜日は店ではなく、自宅で作品づくりに専念したいと思います。（日曜、際日は定休日です）