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大筆で一文字を書く!


縦530mm×横455mmのかなり大きなF10という色紙があります。
それに一文字書き入れます。その練習用として書いたものです。
紙は、竹屋さんでニーハッシャクと言われている2尺×8尺の紙(530mm×2250mm)の紙から裁断して頂きました。いつもの半紙を買う考えで20枚ほど買ったら、1枚で缶コーヒーが買ってお釣りがくるほどでした。後から考えればそうりゃそうだなって思います。

いい感じに活筆がきいてて捨てずに取って置きたいと思いました。
活筆(かっぴつ)とは墨のカスレが出ることで勢いが感じさせます。
特に行書、草書はこのカスレの度合いが非常に重要になります。

筆は角井先生から頂いてた高そうな太い筆を初めて使いました。
墨は宗玄の超濃墨。筆を墨につけると重たくなります。

硯は父がかなり昔に買ってお蔵入りになってた硯を出してきて使いました。
こんな硯はいつ使うんだか!?と思ってましたが出番。
通常の硯が左側の物です。
この量になると1.8Lの墨液がかなり軽くなった様な気がします。(笑)