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双魚の落款印

双魚の落款印
2cm角で双魚の落款印を作ってます。
両サイドに魚が入り、真ん中には名前を入れてます。
年末に印鑑の御注文を頂いたお客様から教えて頂きました。
2匹の魚が描かれる封緘印
遠来の客が2匹の鯉を置いていった腹中に手紙があった「古楽府(こがふ)」の故事から、遠方の方と手紙をつなぐ事から封筒等の封緘印などに用いられてます。
封筒を糊付けした後に「メ」や「緘」と書くとこを双魚印を捺すようです。
だが、この置いていかれた鯉は観賞用じゃなくて食用として置いていったのか~と、考えたり…。 まだこの時代は鯉を観賞用としてみてないかな?
でも、何の為に腹の中に手紙を?う~ん。
それはさて置き、魚の部分はどうにかなるが鶴が細かすぎる印刀を立てて刺すだけで刻んでいくしかないかな。