ハード&ソフト
当店の印材はプラスチック類やチタンなどの金属、水晶などは扱ってなく、印鑑は持ち主の主張以上の権力発生させますので分身と考えますのでもともと生命を宿していた印材を扱っております。
またお求め易い黒水牛か、一生物で人生を切り開く大切な印鑑と考えて象牙を頼まれるかの2極化になります。
中間の白牛角(オランダ水牛)はほとんど出ません。
象牙はハード材と、ソフト材が御座います。
現在、5年に1度輸入が許可されて入って来るものはジバブエなどの草原地域からなのでソフト材です。
ハード材は固く彫るのに少しばかり苦労しますが、その後にソフトを彫ると印刀を入れた瞬間に柔らかいって凄く感じます。
ちなみに当店で置いてある象牙(並)はソフト材で、象牙(上)、象牙(上上)、象牙(特上)はハード材となってます。
ハード材は今後入ってくる予定はほとんどありません。在庫過剰になるぐらいハード材を仕入れて置きたいのですが難しい面があります。
象の映像が出たときのハードかソフトかの違いは、牙が付け根から前方に伸びているのがハード材です。 内側に曲がりが強い物がソフトです。
生息地で違うようです。
明日、お渡しの物はほぼ彫り上げました。
明日以降のお渡しの物を字入の最終チェックして粗彫りに入ります。
■ がちゃぴんのブログ
昨日、印鑑をお渡し致しましたお客様がお客様のブログに掲載して頂きました。
http://ameblo.jp/toukmo/entry-10925015666.html