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全国高等学校総合文化祭みやざき2010

全国高等学校総合文化祭みやざき2010
日曜日から全国高等学校総合文化祭が宮崎県の各地で行われています。
今回、宮崎市総合体育館で行われている書道の部を見に行きました。
宮崎市総合体育館で行われた書道の部
素晴らしい作品が並んでます。
どれを見ても凄いって思います。
また、篆刻が3点出品されてました。
1つは、100個ほどの印が各部に捺されているのは、よくこれ程の数を彫ったなって感心させられました。
他の作品も刀の斬れが出てるのが見れるし、このまま続けていけば数年後には凄い腕になるだろうなって思う作品です。
高校生の素晴らしい書
焼き物で作品を作っている北海道の高校生の作品には見入りました。
落款印がない…
この刻字は般若心経を刻した物でした。
だが、最後に落款印がなく減点を受けてました。
指導者はなぜ指摘して後からでも付けなかったのかと思いました。
あと、やはり思うことは審査員も書は見ても落款印は付いていればいいって感覚のようです。
審査に時間がないのなら、せめて全体を見て落款印がおかしくないか見るぐらいはしてはどうかなと思うんだが…。
その考えが強いせいなのか、各県の上位作品として展示されている素晴らしい作品なのに印鑑で使う朱肉スタンプで捺されてある作品があったり、本人の印ではなく学校名が入った印が捺されてある作品がありました。
これが額を含めて作品と考えない傾向がある象徴かなと思いました。
残念でならない、素晴らしい書なのに…。