大きな文字を書く
今年初めての好古印会(篆刻)では午後に半切を書く事になってました。
今まで半紙しか書いた事がなくどう書けばいいのか分からない。
とにかく条幅用の下敷きを購入して、お題となってる“麗日發光華”の文字を辞書を開いてピックアップしてました。
初めて書いた半切です。
長さは1m20cmほどあると思います。
5文字なので1文字1文字がかなり大きな字になります。
最後に落款の位置がした過ぎたようで、その点を指摘されました。^^;
その後の新年会では落款印は名前の下にキッチリ捺すだけではいかん!
この書風には余白のどの位置に捺すのが一番美しいかを考えなければならん!と言う話しや、書道家も落款と落款印まで作品の内と考えなければならない!
書でなく落款印を見ればその人がどれだけ書に思いを傾けてるかが分かると仰ってました。
まさに画龍点睛だと思います。
また、教える者が落款印の重要性を説かないといけないと熱く語って頂きました。
残念な事に書道会でも落款印は捺してあれば良いという風潮があるようです。
有名な書家は年齢、住んだ場所で落款印が違うようです。
また、何種類かの印を持ち作品ごとに一番合う印を捺されてたそうです。
自分も落款印を何種類か彫らないと…。^^;