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作品の裏打ち

書や篆刻の作品等は紙が薄いので、裏打ちと言って作品の裏側に厚紙を張り合わせて額に納めます。
それは書道店などの業者の方にして貰うのが一般的です。
作品に霧吹きで水を掛けて糊の付いた裏打ち用の紙を張り合わせるのですが、今回は酷いことに大きな皺が入って台無しでした。
先生に相談した所、もう一度捺印して6時間経ったら持ってくるようにと言われました。

9時過ぎに持って行って先生に裏打ちして貰いました。
やはり慣れてるので、5分と掛からず画像の様に貼り付けてました。
一晩置いて篆刻が始まる1時間半前に行って乾いた作品に落款を書き入れました。
普通、落款を書いて裏打ちしますが、時間がないので順番が逆になりました。
落款も先生が見かねて手本を書いて頂き、1時間ほど練習して書きました。
それにしても落款は難しい…。
午後から時間を貰って県立美術館に搬入しにいきました。
■落款(らっかん)
落成款識(らくせいかんし)の略。 書いた文、作った日、作者名などを書き、最後に落款印を捺します。