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39枚の年賀状

日曜日に39枚の年賀状の撮影場に行ってきました。
4日前に獅子舞を映画で使いたいとの事で火産霊神社奉賛会の方に要請がきました。
初めは獅子の舞子が2人と、太鼓を打つ人が1人との事で人を集めました。
それが、前日になって必要なのは“獅子舞、太鼓と太鼓を叩く人と変更になり舞子はキャンセル。 楽しみにしてた子達が可愛そうなので当日連れて行くことにしました。

主人公の自宅の設定です。
ここで撮影が行われてます。
時代は戦後、色々、戦後の古びた風景や物が置かれてましたが、自分達が持っていって太鼓は去年新調したばかりのピカピカの太鼓です。
監督が太鼓を見て『う~~~ん』って悩んでましたが諦めて使う事になりました。^^;

この部分は撮影の為に増築したそうです。
しっくいの壁は板にしっくい風にペイントされてます。

太鼓を叩く役として先輩が着替えてます。
この数分後、『太鼓は2人で担ぐから着替えて』って言われました。
自分が出る羽目になるとは…。
獅子舞役は助監督さんでした。
抜擢理由が角刈りで昭和の味を出してるからだそうです。
それから助監督さんに獅子舞の噛み方や動かし方を教えました。
通常、獅子舞は2人一組で布を被って舞うのですが、今回、正月の設定で獅子舞を持った地元の人が家から家へ移動中に主人公の前を通るって設定で、獅子を1人で持って歩く事になってました。
これが、たむけん状態になってて面白い。
自分達はこれでいいのか???って感じでした。^^;

助監督の案内で防空壕のシーンで使われてた掘っ建て小屋に行きました。
壁のランプのススはスプレーで塗ってるそうです。
他に色々、この石垣も作り物! 玄関は全部作って横の白壁の隅の壁が剥がれてるのは美術さんが描いたんですよ。とか色々説明してくれました。
助監督さんなのにタムケン状態で映画村のガイドさんになってくれてました。^^;

ここは玄関を上がった部屋です。
この奥の更に奥の部屋で撮影されてます。

映画の撮影を初めて間近で見させて頂きましたがスタッフの方は大変ですね。
秋口には放映される状態になるとか仰ってました。
『やっぱり、これはナシにするかな!』って自分達のシーンはカットになってたりして(笑)
いい作品が出来上がる事を楽しみ待ってます。