実印のサイズで「脚下照顧」を彫る
先週、友人3人と法華院温泉山荘で野営をして、翌日、九州で一番高い中岳に登りました。
法華院温泉山荘に石の彫刻で作られた登山靴の隣りに作品名と思われる「脚下照顧」が刻まれた石があったので、この文字を彫ってみました。
印文:脚下照顧
読み:きゃっかしょうこ
文意:他に向かって悟りを追求せず、まず自分の本性をよく見つめよという戒めの語。 転じて、他に向かって理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すべきこと。
また、足元に気をつけよの意で、身近なことに気をつけるべきことだそうです。
印材:象牙
大きさ:五分丸(約15mm丸)
書体:小篆
作風:中輪の細字
元々、草原の坊ガツルで野営をする予定でしたが、雨で草が濡れているので水はけのいい法華院温泉山荘のフリースペースにテントを張りました。
ここは、九州で最も高い位置にある温泉もあり、汗を流すことができます。湯温は40℃ほどですが、温まったら冷水を浴びてデッキで涼み、冷えたら風呂に入るを繰り返すことで楽しめます。
この日は、朝方まで雨が降ったり止んだりで、その都度、目が覚め、更に時より強風にさらされ、テント内に結露した水が強風により水しぶきのように降ってきて目が覚める。
2、3時間置きに目を覚ます状態でした。
4時間おきにテントの四隅に溜まった水を手ぬぐいで拭く作業も付いてきました(笑)
8年使っているテントなのでシームが剥がれ張り替えないんといけなくなりました。1万円のテントでよく8年ももったものです。近い内にシームテープを貼り替えて使えるようにしておきます。
こんな思わぬアクシデントに見舞われるのも楽しい。楽しいと言っていられる程度だから良いのですが(汗)
今回、2泊でしたが、前室がある3人用のテントが欲しくなります。目星を付けているテントだと約2kg増の3.2kg。背負う苦労と、快適性を天秤に掛けると、やっぱり快適性の方が勝るな。
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