自我作古(実印の見本)
Instagramの8時だよ全印集合のお題を今回も木口(印鑑)として作りました。
印文:自我作古
文意:慣例やしきたりにとらわれずに新たな境地を切り開くこと
出典:宋史
いつも通り、まずは鉛筆で画数の違いを考慮して一文字ひと文字の大きさを決めて、文字の下書きをします。
今回は、自より我を大きく、作より古を小さくして書くことで、画数の少ない文字が大きく見えないように目の錯覚を緩和させます。
上の画像は、仕上げを終え完成した状態です。
心掛けていることは…
・曲線を極端な曲げず緩やかな曲線にすること。
・癖を抑えた字形にすること
・筆で書いた際の線の太細を表現すること
などに重点を置いてます。
書体:小篆
印材:象牙
大きさ:六分五厘丸(直径16.5mm)
小篆でつくられた印鑑は、優雅で趣があります。
他の書体より少々お値段が上がりますが、一生物としてお勧めの印鑑になります。
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