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桜の木でつくった表札(隷書編)

表札のみほんを作りました。
材料は、桜を使ってます。木目、色合いともに美しい木材です。

まず、半紙に実寸で文字を書きます。
書いた半紙をスキャンして、レーザープリンターで97%に縮小して印刷します。

その後、でんぷんのりを使って板に貼り合わせます。貼った後に表面にもでんぷんのりを付けます。

あとは、一晩寝かせたら張り付いた状態になります。

貼り付けを終えたら、文字の黒い部分を少し残すようにしてノミを打ち込みます。

今回は、文字を彫る陰刻。
彫り方は溝がV字になるように彫る薬研彫り。
この薬研彫りで仕上げると、印影が出来ることで立体感が際立ちます。

上の画像の“馬”は、捨て彫りを終えたとこ。
“相”は、本彫りを終えたとこです。

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今回は、室内に置く物なので胡粉を使い着色しました。
屋外の物は、消え難い塗料を使います。

胡粉を3回塗り重ね乾燥させたら、ティッシュを置いてその上から霧吹きで水を散布し1分ほど待つと簡単に剥がすことが出来ます。

完成した物がこちらです。
光の当たり具合で陰でき立体感がでます。

≪表札の詳細≫
書体:隷書
彫刻方法:薬研彫り
材料:桜
大きさ:180×85mm 厚さ30mm

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コメント

  1. Mackey より:

    桜の木を彫り込んだ「表札」良いですね。
    木の表札は温かみがありますね(o・ω・o)

    • 店主 より:

      桜で作った表札はいいですよ。^^
      毛筆を形にするので唯一無二の表札が出来上がります。

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