新築祝いの贈り物
坊主で黒い革ジャンにレイバンのサングラスを掛けて愛用の下駄で歩く知人が、家を購入したということで祝いで表札を作ってます。
半紙に文字を書いたのは5月下旬ごろ…
それから3ヶ月…
お盆休みを活用して、ようやく着手しました(汗)
まずは文字の周りにノミを垂直に打ち込んでいきます。
その際、机だとうるさいのと、叩いた際の振動で物が散乱するので、床に置いてノンショックハンマーでノミを叩き込みます。
ノンショックハンマーは、樹脂製で頭の部分の中に砂鉄が入ってます。通常のハンマーは叩いた衝撃ではじき返されますが、遅れて砂鉄が届くので反動が打ち消され、更に重さも相まって軽い力でノミを深く打ち込めます。
叩き込んでいたらトラブル発生…
板の端の方でノミを打ち込んだことで木目に沿って長い亀裂が走りました。
これが運よく叩いた上に横画の終筆が有りましたが、ギリギリで亀裂が避ける形となり大事に至りませんでした。
今夜は、余白を削るように文字の際を削っていきます。
表札は、文字を彫り込む陰刻と、文字の周りを彫り込む陽刻があります。
陰刻を墓と同じということで縁起が悪いという方も居ますが、それはこじ付けと思います。
私は、V字に切り込む薬研彫りすることで光の当たり具合で明暗が出て素敵な表札ができるので好きな彫刻の仕方です。
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