絵に捺す落款印
絵に捺される落款印の御依頼を頂きました。
今回は、ゴム印でつくるので印稿を書いて、印稿をゴム印の版下データにしてからゴム印を作る流れになります。
今回の印稿の大きさは、15mm角で書きます。
最初は、縦15mm×横14mmと、若干縦長で印稿を書きました。
書き終えて一時眺めていると、横の余白が少なく圧迫感があるので左右を0.5mmづつ枠をずらして空間を持たせました。
古璽印の朱文の特徴は、枠が太く、文字が細いのが特徴で、文字は何か捉えどころのないほんわかした雰囲気の文字です。
このほんわかさが、穏やかで愛らしさを感じ好きです。
印稿を書き上げたら、スキャナーで読み込んで白黒2諧調のBMP画像にして、ゴム印の版下データを作り、ゴム印を作ります。
今回、色紙に使う8mmと、色紙より大きな絵には8mmでは小さ過ぎるので10mmを作りました。
落款印は、作風で印のデザインを変えたり、絵の大きさに合わせて大きさを変えるので、1種類の印でも2、3種類の大きさを持っておくと良いかと思います。
≪作業風景を撮った記事≫
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