知者動を円に納める

Instagramの8時だよ全印集合のお題となった「知者動」を篆書で彫ってみました。
今回も中枠の細字。

仕上げは1時間ほどで出来ましたが、印稿作製までが修正の繰り返しでチョッと手古摺りました。
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なるべく曲線を使い柔らかいデザインにしました。
今回のお題は、3文字。3文字目が画数が多いので1行目に知者、2行目に動を配置させるのが最善。
1行目は、2文字なので、1行目より2行目を幅を狭くして、動が極端に大きく見えないように調整します。幅の狭いとこに横幅を有する動を入れるので入れ辛いという問題が生じます。
そこで当初は、動の偏となる“重”の下に旁となる“力”を配置すると、納まりは非常に良くなりますが、どの辞書を開いてみてもその様な字形はなく断念しました。
結局、力をカタカナのカに似た画数の少ない字形を選択して入れ込みました。
こんな感じで悩んだ結果、この様なデザインに落ち着きました。