散懐

昨日、全日本印章競技会へ出品を終えた。
疲れていたので夜の仕事は取り止めて10時間は寝ようと９時に就寝したが、暑くて３時前に目が覚めて温度計を見ると20.9℃…。布団の中は暑く、20℃では布団無しでは肌寒く目が覚める…orz

それで３時半には店へ行き、仕事を始めました。
先週は３日で２本って言ってたが、最終的に７日で３本しか作れず…。それでも先々週に仕事を進めていたので焦ることは全くない状態です。今週は仕事に専念して、日曜日は休みたい。

月１ぐらい休んでもいいよな～って、思うようになってきました(笑)　講習生には厳しく、自分には甘い(笑)

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３月末日締切りの楽篆の作品に着手。
辞書を広げ文字を拾い、草稿、印稿と書いていく…

今回は「散懐」
40mm角の白文（捺印したら文字が白くなる）で作ろうと印稿を書いていったが、字形、文字の空間処理など上手く納められず１時間ほど悩んだ。
結果、これは時間が掛かると判断して、10mm角の細字に変更。

【散】
関しては月の上の部分が、金文では竹冠みたいのがあるが、小篆になると林のような形になる。
【懐】
金文まではリッシン篇がなく、小篆になって心が有るのと、無いのが混在している。

辞書には金文も小篆も一緒くたになっているので、安易に文字を選ぶと小篆と金文が混在する印になってしまうので要注意。金文専用の辞書もしくは、区分けされている辞書を広げて文字を確認する作業が大切。

10mm角の印は保険として作り、時間の余裕があったら40mm角の白文に取り組んでみます。

今回の印材も頂いた印材です。最初、くすんだブルーグレーの石でした。
サンドペーパーの800番、1,000番、1,200番と磨き上げて、最後にネルのバフで磨きを掛けたらタイガーアイみたいな色合いの石になりました。ここまで変わるかと、驚きました。

昼間は、印鑑の製作。目標は、２本。
その前に朝飯。