側款に入れる色
側款
篆刻では、印面を下にして左側に「印文、誰がいつ刻したか」などを刻します。
書でいう左側に書き入れる落款と同じです。
また右手で持つと側款が見えるので、上の位置が間違っていない事も確認できます。
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昨年末、希夷斎様から頂いた印には、金色に染められた側款が綺麗に入っており、私も金色を入れることにしました。
側款は「人情好悪花甘苦世事榮故草短 戊戌八月希君」
印文:人情に好悪は花の甘苦、世事の榮故は草の短長
人情として好き嫌いがあるのは、花の香りに甘い苦いがあるようなもので、世事に栄え衰えがあるのは、草の丈に長短があるようなもの。
戊戌(つちのえいぬ、ぼじゅつ)令和元年の戌年の8月に希夷斎様が刻した。
凄くいい参考資料にもなるので、篆刻を勉強されている方も希夷斎様の印を購入することをお勧めします。
手持ちの金を流し込んでみたが、希夷斎様の金色ほど発色がない。
似たような金色を探したい。