お客様に美しい印影を提供
なかなか見本づくりに着手できずにズルズル来てたので、今朝は6時前から篆書体の法人実印の見本づくりに着手。 1時間半ほど掛かりましたが、下書きは1文字を残すのみまで書き上げました。
私は、以下の点に留意して書いてます。
1、基本的に文字の重心を少し上にもっていき長脚にする。
2、文間(線と線の間)を均一にしていけば、綺麗な形になります。
3、横画(文字の横線)を極僅か曲線にする。場所によっては直線もある。
以上は、私の文字の構成です。
お店ごとに文字の好み、美的感覚で様々な印があっていいと思います。
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ただし、パソコンの文字を使っていて、どこで作っても大して変わらない、同じ印鑑が出来るというのは如何なものかと思います。
手書きの文字は、技量がないとパソコンの文字よりお粗末な印鑑ができますが、パソコンの文字で複製され易い印鑑が規制されず大量に出回っているこの御時世、まずは美しい美しくないという点よりもお客様の為にも下手でもいいから唯一無二の印鑑を提供するべきと気付いて頂きたい。
そして、講習生には、技能士という称号だけもつ似非職人で留まらず、更に一歩踏み込んでお客様の為に美しい印影(ハンコ)を提供する道へ進んで欲しいと願っております。