日々のこと

BLOG

法人の銀行印を仕上げる

法人の印鑑の仕上げ。

法人銀行印の「会」の部分を仕上げるとこを90mmマクロレンズで動画撮影してみました。

右手に印刀を持ち、左手で篆刻台に添えて回転させたりしますが、左手が写り込まないように篆刻台の一番下に添えての作業となりました。

文字の大きさは、横3.5mm×縦2.5mmほどです。
線の太さは、定規のメモリの縦棒の2/3ぐらいでしょうか。

こういう仕上げをせずに販売する印鑑屋が大半を占めている事が残念です。

使用されるお客様は、完成品か未完成品か分かりません。
印鑑屋で作った印鑑だから大丈夫と勘違いされることが起こってます。

パソコンの文字を使って機械でしか作らない印鑑屋は、仕上げを分っていないし、本来の仕上げの掛け方がわからないし出来ない。
未完成を完成品と思って販売されている現実。

これでは、お客様が不幸でしかない。
1万円、2万円のパソコンの文字でつくる印鑑だったら、インターネットで2,000円ほどで販売されている印鑑と大差ないので格安印鑑の方がいいのではないかと思います。

印鑑を作られる際の重要なポイントは…

パソコンの文字を使っているか、いないか。

判断材料は、受取りの際に手書きの印稿(原稿)を確認されると宜しいかと思います。

コメントを残す