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ウォーリーを探せでなく、肉を探せになってる…

昨日の作とは異なり、小篆の作でもう1顆つくってみようと思い印稿を書きました。

右下の文字は肘ですが、肘の月はお月様の“月”ではなく、肉の月なので中の横画2本の右側を縦画に接触せずに切り離す形でもいいので切り離そうかなと思うとこもあります。

お月様の月は、切り離したら誤字になります。
基本的な事ですが、偏に使われる「月」が、月(moon)なのか、肉月なのか、舟月なのか把握しておかなければなりません。

書家の方で月を沢山書いている作品を何度か拝見させて頂いた事がありますが、月、月、月、月、月、肉、月、月…って、感じで誤字が含まれることが…

楷書、行書では同じ形であっても、元々の意味は異なり、篆書では全く別の形ということもあります。

私も篆刻を初めた頃、このトラップに引っ掛かって誤字を書いた事があります(笑)
辞書を引くときにもご注意を…

午後から転写してサクッと刻してみます。

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