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竹の子の皮を使って、バレンの貼り替え。

私が使っている朱肉は、昔から使われている印泥を使っています。

購入時は、印泥の油分は多いので、そのまま使うと印面に朱が多く付着して、捺印すると朱が広がり、線が太くなります。

0.05mmの朱の広がりが線を鈍らせて見えるので、バレンで擦らないと付かないほど油分を減らしています。

最近、バレンがささくれてきたので貼りかえることにしました。

灰に使う樫の木から竹の子、もち米と材料が全て自家製で灰汁巻きを作っているMさんから竹の子の皮を貰ってきました。

キャンプで使う薪は、Mさんから貰っている樫の薪です。
着火が難しいですが、一旦、火がつくと、火力と火持ち良さは折り紙付きです。

今回、ブログを書くにあたって初めて灰汁巻きが、宮崎、鹿児島、熊本人吉・球磨地方の郷土料理だっと知りました。

灰汁巻きとは…
もち米を灰汁で炊いてつくる和菓子です。
強アルカリの灰汁と、デンプンとを化学反応させてつくるミネラル豊富なアルカリ性健康食品が出来上がります。

今、30~40℃のお湯に漬け込んでます。

漬け込むと乾いた色から、水を吸い込むことで色が濃くなっていき竹の皮の香りが香ってきます。

40~50分ほど漬け込んだ後に取り出して、タオルで拭いてからバレンの台座に貼り合わせます。

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